こころ

2016年7月26日

震災後の世界で生き抜くためのスキルが育つ! 子どもがサッカーをプレーするメリットとは

 

■ストロングポイントを伸ばすことが自信につながる

秋田さんに、子どもたちへのアドバイスをお願いすると、現役時代の教訓を活かして、次のように話してくれました。
 
「ストロングポイントをつくることですね。子どもたちによってそれぞれ能力や好きなこと、得意なことは違うと思いますが、その中で一番秀でた部分を伸ばしていくことが、結果として自信につながると思います。そして、いろいろなことに尻込みするのではなく、トライして、壁にぶつかりながらも乗り越えていってほしい。それが、成長するということなのだと思います」
 
秋田さんのストロングポイントはヘディングです。自ら「ヘディングで家を2軒建てた」と語る自慢の長所を武器に、第一線で長く活躍しました。『JFA・キリンスマイルフィールド』でも、子どもたちを前にヘディングのデモンストレーションをし、大喝采を浴びていました。
 
秋田さんはイベント終了後、充実した表情でこう振り返ります。
 
「とにかく元気な子どもたちでした。一緒に汗を流してくれて、本当にありがたかったですし、元気な子どもたちに会えて、ぼく自身もすごく楽しかったです」
 
この日の校庭には、いたるところに子どもたちの笑顔が溢れていました。鈴木校長もイベントには大満足の様子で「生徒たちは教室に戻ってきて、『先生、楽しかった!』と言っていました。秋田さんのヘディングを見た生徒たちの歓声を聞いたときに、やって良かったと思いました。生徒たちには、元日本代表選手の指導を受けたことを今後の生活に生かしていってもらいたいですし、将来の夢につながればいいなと思います」と、感激の面持ちで話してくれました。
 
復興支援の形はさまざまですが、サッカーやスポーツには、子どもを笑顔にする大きな力がある。そう、改めて教えてくれた『JFA・キリンスマイルフィールド』でした。
 

「JFA・キリン スマイルフィールド」<スペシャルゲスト香川真司選手> ~サッカーを通じて東北の子供たちに笑顔を届ける復興応援プロジェクト~
 
『JFA・キリンスマイルフィールド』の詳細はこちら>>
 
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