1. サカイク
  2. コラム
  3. こころ
  4. 【第4回】子どものメンタル、親のメンタル -「ほめることの大切さ」

こころ

【第4回】子どものメンタル、親のメンタル -「ほめることの大切さ」

2010年12月 6日

キーワード:メンタル自立親子のメンタル

■「誉め」を効果的に使って子どものやる気を伸ばす!

このコーナー第四回目は、講師のメンタルトレーニングコンサルタント、大儀見浩介さんに、「ほめることの大切さ」についてお話をお聞きしていきます。

「子どもとの接し方には"プラスのコミュニケーション"と"マイナスのコミュニケーション"があります。この2つは、メンタルトレーニングの世界で"プラス思考"""マイナス思考"と定義され、とても大切なものだと理解されています。

プラスのコミュニケーションは"笑顔"や"誉める"といった、ポジティブで前向きな言動のことを言います。

マイナスのコミュニケーションは"感情で怒る""愚痴を言う"など、ネガティブで後ろ向きの言動のことを言います。

両親が家でケンカをしたり、職場のグチをこぼすといったマイナス思考の言動をすると、知らず知らずのうちに子どもは真似をします。小学生ぐらいの小さな女の子がませた口をきくのは、大体、姉か母親の影響に寄るところが大きいのと同じです。"子どもは親の鏡"という言葉がありますが、子どものマイナス思考は親の影響を受けているケースが多く見られます。

わたしは子どもの言動を見ただけで、大体、その子の親はどのようなタイプかがわかります。試合の応援に来ている親御さんと話をさせていただくと、"この人はあの子のお母さんだな"とわかるのです。

親が意識をしてプラスのコミュニケーションをとることで、子どもの思考も変わっていきます。サッカーの試合中にミスをしたことに対して、"なにやってるんだ!"とマイナス思考で怒るよりも、"ナイスチャレンジ!"や"次、次!"など、ポジティブな声をかけられたほうが、子どものやる気は高まります。それは子どもに限らず、大人だってそうですよね。

"誉める"ことは、頭の中をプラス思考にする簡単な方法です。たとえば、キックミスでシュートを外してしまったとしても"シュートを打つ前のトラップは良かったよ"と、良かったところを探して誉めれば、言われた方はポジティブな気持ちになり、やる気が高まります。

「誉める」の良いところは、誉めた方もプラス思考になることです(試しに隣にいる人の良いところを、なんでもいいので誉めてみてください)。親がプラス思考で笑顔を作れば、子どもも自然と笑顔になります。誉めをうまく活用し、プラス思考で接することを心がけてみてください」

1  2

関連する連載記事

関連記事一覧へ

関連記事

関連記事一覧へ

こころコンテンツ一覧へ(180件)

コメント

  1. サカイク
  2. コラム
  3. こころ
  4. 【第4回】子どものメンタル、親のメンタル -「ほめることの大切さ」

Pickup

サッカースクール検索サイト ケリなび

週間記事ランキング

  1. FC東京をを2年でクビに。引退して気づいたプロになる前に身に付けておくべきこと
    2017年10月13日
  2. ドイツ、スペイン、イングランド... サッカー強豪国から学ぶ、子どもを伸ばす親の応援スタンス
     
  3. 正確に止めて蹴るプレーが速さにつながる!その秘訣は「軸足」と「姿勢」にあり
    2016年12月 1日
  4. 足が遅いのには理由がある。しかし、その理由を1つ1つ潰せば足は速くなる
    2016年6月10日
  5. 子どもの試合はワールドカップではない!ドイツでみた標語に込められた5つのメッセージとは
    2016年2月17日
  6. 多くのJリーガーを生み出した強豪校が練習を100分しかしない5つの理由
    2017年10月 5日
  7. "今"ばかり見ない! つくばFCが実践する子どもが「サッカーばか」にならないための育成哲学とは?
    2017年10月10日
  8. ボールだけで通じ合えるなんて幻想! スペインでの経験から安永聡太郎が確信する、日本人が磨くべきスキル
    2017年10月11日
  9. ゴールキーパーのキャッチング練習 ~番外編・グローブメンテナンス~
    2017年10月11日
  10. 日本とスペインの比較検証でわかった「伸びる選手の保護者」の傾向とは
    2017年8月 1日

一覧へ