健康と食育

2017年11月 1日

ファストフードで筋肉修復! たくさん走って疲れた体を回復するメニューの組み合わせ方

前回は「ファーストフードの上手な付き合い方」としてファストフードで摂取できる栄養素のお話しや、糖質とタンパク質が同時に摂れることで疲労回復に効果があることなどをお伝えしました。

後編では食べる際のオーダーのコツなどを、引き続き元日本オリンピック委員会強化スタッフで、現在はアスリートや企業の栄養アドバイザーであり、WATSONIA代表の管理栄養士、川端理香さんに教えていただきました。

子どもでも無理なくできるコツが満載です。(取材・文:小林博子)

<<前回:ファストフードは悪者じゃない! ワンコインで栄養補給ができる選び方のコツ

■オーダーの仕方を工夫すると優秀な補食に!

前編ではファストフードの栄養面でのメリットも十分あることがわかりました。

とはいえ、食べたい欲求にまかせて食べすぎるのはやはりよくないものです。
川端さんも「オーダーの仕方に工夫すると、成長期の子どもの捕食としてとても優秀なメニューになります」とアドバイスをしてくれました。

子どもが無理なく実践できるオーダーのコツも伺いましたのでご紹介します。

ひとつ目の注意点はフライドポテトはできればガマンすることだそう。ファストフードはどうしても脂質と糖分が多くなりがちなため、サイドメニューでポテトはできれば頼まないのが好ましいそうです。

じゃがいもは糖質が多い食材ですが、糖質はメインのハンバーガーのバンズで十分摂取できます。フライドポテトは、じゃがいもを油で揚げることで糖質以外にも大量の油分が含まれているため、ファストフードでは食べすぎないほうがよいと言えるでしょう。

どうしても食べたいなら一番少ないサイズを頼んでお友だちとシェアするなどの工夫をすると、糖質と脂質の摂取を押さえられます。

また、フライドポテトを食べるときは、ハンバーガー類に挟まれているマヨネーズ(油分)とケチャップ(糖分)は少なめにしてもらいましょう。対応が可能かどうかは店舗にもよるので、注文の際に確認してみると良いでしょう。

マヨネーズの成分は、約70%が「油」です。後から付け足すソースであるため量を調節しやすいので、脂質はマヨネーズを減らすことで摂取量を抑えるとよいそうです。また、ケチャップにはブドウ糖や果糖が含まれているのだそうです。つまり、糖分が多い食材の1つ。ここもマヨネーズと同じく、少なめにすることで糖分の摂りすぎを防ぎましょう。

そして、セットメニューを注文するなら、ドリンクは果汁100%のフルーツジュースがベストだそうです。ビタミンCクエン酸を摂ることができます。ビタミンCはサッカーをすると多く摂取したい栄養素の一つです。体にためておけないため、こまめに摂るようにしたいものです。そしてクエン酸は疲労回復に効果ありますので、ドリンクメニューにあれば、果汁100%のジュースを頼むとよいとアドバイスをくれました。

「これは子どもには難しいと思いますが」と前置きしながら川端さんが教えてくれたコツは、「サラダを追加するとさらに良い」ということです。ファストフードで不足しがちな「野菜」を補えるからという理由です。

ただし、同じ野菜でもとうもろこしや芋類はNGなのだそうです。コーンたっぷりのサラダやポテトサラダなどは、糖質が多いので避けた方がよいとのことです。

次ページ:その日の夕食はあの食材をプラス

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