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親子でチャレンジ

一流アスリートの目標設定能力が身につく!親子でできるトレーニング

2016年4月14日

キーワード:メンタル目標設定考える

ライバルのサッカーチームに勝ちたい。そのためにチームの役に立ちたい。理想とする自分に少しでも近づきたい。
 
サッカーに励む子どもたちならば誰もがそんな願望を抱くもの。でも、ぼんやりと毎日を過ごしていては、なかなか目標は達成できません。
 
目標を達成するためには、何より自分自身の現在地を客観的に把握することが大事。ぼんやりとしている自分の現在地をしっかりと把握し、今やるべきことを明確にして、達成すべき目標に少しずつ近づいていきましょう。
 
今回は、メンタルコーチとして活躍する小田桐翔大さんにご協力をお願いし、二回に分けてお届けします。
 
まず前編では、親子で目標設定ができるようになることを目的にした「親子で簡単にできる!目標設定のためのアスリートチャートのつくり方」です。(取材・文 杜乃伍真 協力 フットサルパーク吉祥寺
 
 

■まずは、目標と現状を把握すること

このアスリートチャート作成のためのポイントとなるのは「目標と現状を見える化すること」です。
 
まず付箋と紙を用意します。そして紙に円を描いて、8分割するようにチャート図を書いてみましょう。
 
今回、実験に参加してくれたのはシンキングサッカースクールに通うユウヤ君。目標は「同じ地域の強豪チームに勝つこと」です。目標達成の期限を7月1日として目標設定を考えていきます。
 
小田桐さんは、まずユウヤ君に目標を達成するために大事なことを10個あげてもらい、それぞれ付箋に書いてもらいました。
 
そして、その10個のなかからユウヤ君に8個を選んでもらいました。
 
「チャートを8分割するので8個の項目をユウヤ君に選んでもらいました。やるべきことを明確にするために、できるだけ項目は絞ってください。ただ、サッカーは他競技に比べて、攻撃や守備、そしてチームスポーツであることからやるべきことが多岐に渡ります。ですから、サッカーは8個くらいに区分するのが妥当だと思います」(小田桐さん)
 
さて、これで下準備ができました。
 
 
▼アスリートチャートのダウンロードはこちらから。親子で実践してみましょう
アスリートチャート.pdf
 

■子どもの考えた数値をジャッジすることは避ける

小田桐さんがユウヤ君にこう語りかけます。実践する際には、お父さんお母さんが小田桐さんのようにお子さんに問いかけてみましょう。
 
小田桐さん「たとえば、ユウヤ君が書いてくれた課題のうちの一つ、スタミナは目標達成の期限の7月1日までにどんな状態になっていたらいい?」
 
ユウヤ君「前半の20分をダッシュで走れて、5分休んだら、また後半も全部ダッシュで走れるくらいのスタミナがいい」
 
小田桐さん「いま話してくれた状態を10点満点とすると、現時点では何点くらい?」
 
ユウヤ君が少し考えて、チャート図に色を塗りつぶしていきます。そのほかの項目もユウヤ君自身にしっかりと考えて数値化してもらい、色を塗ってもらいました。
 
小田桐さんはここでのポイントをこう強調します。
 
「あくまで主役は子どもです。子どもが数値を考えるとき、どうしても親が主役になってしまうことがあります。『スタミナはそんなに高い数値かな?』『スピードはもっと下げたほうがいいよね?』などと親の意見を押し付けて、子どもの考えた数値に対してジャッジすることは避けましょう。一緒に考えながらアドバイスをしてあげるのはいいのですが、それを子どもが受け入れるかどうかについても子どもに任せてあげてください。子どもが数値化を”やらされている”と感じてしまったり、親の顔色を覗いながら数値化してしまったりしていると、子どもが感じている現在地を正確に数値化できません。あくまで楽しく、遊び感覚でチャート図を作るような雰囲気を目指しましょう」
 
 
次ページ:決定上げるためにどうすればいい? 子どもを正しく導いてあげる方法
 

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取材・文 杜乃伍真 協力 フットサルパーク吉祥寺

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