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親子でチャレンジ

6月15日、日本代表のW杯初戦をリアルタイムで観よう

公開:2014年5月29日 更新:2023年6月30日

キーワード:ワールドカップ

■「サッカーをやる人は、サッカーを観ない」日本の現実

ここからは個人の意見になりますが、この問題の本質は「日程を動かせるかどうか」というスケジュール問題ではないように思うのです。その日が来るまで1カ月を切った段階でも動かせる日程はあったわけですが、これが半年前から意識されていたら、どうだったでしょうか。そもそもの問題は、「日本代表の日程に配慮して、自分たちの日程を考える」という発想自体がなかったことにあるように思います。同じことを、Jリーグについても言えると思っているのですが、これは「サッカーをやる人は、サッカーを観ない」という現実の表れではないかとも思うのです。
 
子どもたちがサッカーを「観る」ことの意味はどこにあるのでしょうか。なぜリアルタイムでサッカーを観ることに価値があるのでしょう。サッカーを「観る習慣」を得ることによって、指導者やプレーヤーはどう変わることができるのでしょうか。
 
後編では、久保田さんや幸野さんのお話をうかがいながら、この問題について掘り下げてみたいと思います。
 
どんなに練習しても得られないリアルタイム観戦の価値とは?>>
 
 
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W杯は子どもたちにもぜひ多くの試合を見てほしい
 
 
●幸野健一(こうのけんいち)
1961年9月25日生まれ。中大杉並高校、中央大学卒。10歳よりサッカーを始め、17歳のときにイングランドにサッカー留学。以後、東京都リーグなどで40年以上にわたり年間50試合、通算2,000試合以上プレーし続けている。息子の志有人はFC東京所属。育成を中心にサッカーに関わる課題解決をはかるサッカー・コンサルタントとしての活動をしながら、2014年4月より千葉県市川市にてアーセナルサッカースクール市川を設立、代表に就任。
 
●川端暁彦(かわばたあきひこ)
1979年8月7日生まれ。大分県中津市出身。2002年から本格的にフリーライターとして育成年代を中心とした取材活動を始め、2004年10月に創刊したサッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』の創刊事業に参画。創刊後は同紙の記者、編集者として活動し、2010年からは3年にわたって編集長を務めた。2013年8月をもって野に下り、フリーランスとしての活動を再開。各種媒体にライターとして寄稿するほか、フリーの編集者としての活動も行っている。近著に「Jの新人」(東邦出版)がある。
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取材・文/川端暁彦 写真/サカイク編集部

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