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サッカー少女が、少年団で少なからず感じるストレスとは?

2015年3月18日

キーワード:サカイクキャンプ女子考える力

男の子に交じってサッカーをプレーする女の子。地域のサッカー少年団などではよく見る光景です。
 
サカイクキャンプの高峯ヘッドコーチは言います。
 
「第二次成長期前の小学生年代では、身長も女の子のほうが大きいくらいです。プレー面でも男の子に見劣りしない子はいます。ですが、男の子と一緒にサッカーをする女の子からは、少なからずストレスを感じている印象を受けます」
 
サッカー少年団でプレーする女の子は、女の子だけでサッカーをすることも経験してみたほうがよいかもしれません。(取材・文 出川啓太[サカイク編集部])
 
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■男子の中で女子がサッカーをするということ

「シンキングサッカースクールにも女の子はいます。サッカーを教えていて感じるのは、女の子は平気なんだけど、一緒にプレーする男の子の方が変に意識してしまう。たとえば、2人1組で手をつないで行うトレーニングで女の子と手を繋げなかったり、女の子と手をつなぐと友達に茶化されてしまうからいやがったり。あとは、グループから女子が弾かれるケースが多かったりもします。男の子も、べつに女の子をいじめたいとか困らせたいとか、そういうことを考えているわけではないんです。ただ、ちょっと照れくさかったり、あとで友達にからかわれたりするのがいやで、そういう雰囲気になってしまうんです。これはきっと、うちのスクールだけの話ではなくて、ほかのスクールや少年団などでも起こりうる現象だと思います」
 
シンキングサッカースクールに通う少女のお母さんは言います。
 
「たしかに、スクールを見に行くと、娘が女の子だからという理由で、男の子が意識してしまう場面に出会います。うちの子も若干それをストレスに感じているかもしれません。それでもサッカーをしたいことのほうが優先するから、男の子の手をとってリードしたりしてます」
 
いじめられたり仲間外れにされたり、そういった大きな問題ではないけど、小学生年代に確かにある男女の違い。
 
「うちの子は、そういったことを特に気に留めるような態度はとりませんし、それは学校でもどこでもあることですが、きっと女の子同士だったら、チームメイトともっと話したりするのかなとは思います」
 
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■サッカー少女がストレスなくプレーできる環境をつくる理由

昨年12月には、サッカーコンサルタントの幸野健一さんがTwitterで公開したサッカー少女の作文が話題となりました。このように大人が子どもをこのような気持ちにさせてしまう環境が実際に存在しています。
 
「それでもサッカーを続ける女の子と接していると、『ああ、この子は本当にサッカーが好きなんだな』と感じるんです」
 
そのように普段ストレスを感じたり、いやな思いをしながらプレーしている女の子たちにできることはなにか?
 
「普段、男の子に交じってストレスを感じながらサッカーをプレーする女の子が、ストレスやいやな思いを感じることなく、のびのびとサッカーを楽しめる環境を与えてあげたい。そういった思いから立ち上げたのが、『サカイク女子キャンプ』です。女子がサッカーをできる環境をつくりたい。立ち上げのきっかけがそこなので、そこだけはブレずにやっていきたいと思っている。普段男子に混じってサッカーをやっているコが多かったけど、そういう子に女子だけでやってもらいたい。女子だけでやってみたいと応募欄に書いてくれる子も多い」
 
確かに小学生年代では男子に交じってサッカーをしたほうが高いレベルでプレーすることになり、うまくなれるかもしれません。しかし、技術がうまくなることだけがサッカーではありません。
 
「サッカーは社会性の強いスポーツです。チームメイトとコミュニケーションを取って、自分がどんなプレーをしたいのか、仲間がどのようなプレーをしてほしいのかを伝え合うことも重要です。ですが、男子に交じってサッカーをする少女は、女の子同士で話すように男の子と話すことはなかなか難しい。だからこそ、女の子同士で同じトレーニングをして同じ窯の飯を食べ、同じ部屋で寝る経験が貴重になる。女の子にこそそういった共同体験が必要なのだと思います」
 
 

 

 

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