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練習メニュー

2016年2月20日

ブラジル名門クラブがテニスボールリフティングを練習メニューに採用する理由

キーワード:クルゼイロトレーニングブラジルボール

サッカー王国ブラジルでNo'1育成クラブとの呼び声高い『クルゼイロEC』。かつてジーコと共に“黄金のカルテット”と呼ばれたトニーニョ・セレーゾ(元鹿島アントラーズ監督)も所属していたブラジルの名門クラブです。彼らの練習で特徴的なのはテニスボールを使ったリフティングを練習メニューに取り入れている点です。

今回は、かの名門クラブのコーチたちが来日し、日本の子どもたちを指導する『クルゼイロキャンプ』で行われるテニスボールを使った練習メニューをご紹介します。その狙いとは?(動画提供:クルゼイロジャパン)

■テニスボールを使った練習メニュー

 

練習の狙い
変化する状況への対応能力を高める(4対4~8対8+GK)
 
用具
ビブス人数分、ボール、リフティングボール、テニスボール
 
進め方
1.ゲーム形式で行う。
2.ボールをどんどん変えながら、ボールの数も増やして行く。
(1)スタート~30秒:通常のボール×1 
    30秒~1分15秒:リフティングボール×1
(2)1分15秒~1分45秒:テニスボール×1  
   1分45秒~2分:リフティングボール×2
(3)2分~終了:ボール×2、リフティングボール×2、テニスボール×5
 

■練習メニューを導入する際に心掛けたいポイント

・ボールの大きさが通常のボール、リフティングボール、テニスボールと変わるとコントロールミスやキックミスが頻発する。練習を通して目の前のボールにスムーズに対応できるように促していく。
 
・ボールの大きさ、個数が変わり、試合の状況が大きく変化する中で、いつ攻め、いつ守るのか。選手が自分で決断出来るように促す。
 
…いずれも、選手に気づかせ、選手自ら変わろうとするのを助けるコーチングを心掛けたい。正解を与えるのではなく、選手自身が模索することが、何より大切なこと。
 
・ボールの個数が増えた時に、どのようなプレーが有効なのか。シンプルにゴールを目指し、ボールを奪わせるような声掛けをしたい。選手ひとりひとりにボールを奪い、ゴールを決める喜びを感じさせたい。
 
 

■ブラジル名門クラブ<クルゼイロ>のコーチの考え

感覚的でも構わないので、ボールの変化に選手が対応できるように促していきたい。決まったサイズでなければうまく蹴ることができないという感覚から脱却して、目の前の状況を活用するくらいの図太さを身に着けてもらいたい。そのためにも、選手に正解を与えるのでなく、選手が環境に適応する、あるいは適用しようとするまで見守りたい。
 
ボールがコートにたくさん入った状況でも、まだパスをつなぐことだけを目指す選手が出てくるかもしれない。ボールを相手から奪い、ボールを持ったらゴールを目指すという、サッカー本来のゲームの原点を感じさせたい。ボールを奪い、自らゴールを入れた経験はサッカーやトレーニングに対してポジティブな感情を選手にもたらします。自分でボールを奪いゴールを目指す、ひとつのきっかけを与える設定です。
 

ブラジルNo'1育成クラブのトレーニングで個を伸ばそう!>> 1451980081.jpg

 

▼クルゼイロの練習メニューはこちら

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動画提供:クルゼイロジャパン

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