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W杯出場パパに聞く!親子で楽しむ「2018年ロシアW杯」の観戦術

2018年5月 7日

「メッシすごい」で終わらない。TVの前でできる、サッカーの理解を深めるW杯の楽しみ方

キーワード:W杯W杯ロシア大会サッカースクール万能型中西永輔日本代表

1998年のフランスW杯に出場した元日本代表の中西永輔さん。現在は現役時代に培った経験を活かし、サッカースクールで子どもたちの指導にあたっています。

子どもを指導するうえで何を重視し、何を伝えようとしているのか。また2人のサッカー少年の父として、自身の息子たちにどのように接しているのか。その指導論、教育論を明かしていただく一方で、今年開催されるロシアW杯を子どもと一緒に見るうえで、注目したいポイントを伺いました。(取材・文:原山裕平、写真:新井賢一)

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(2児の父として、お子さんのサッカーとどのように関わっているか伺いました)

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■今の子たちは簡単に諦めてしまう

――現在はサッカースクールのコーチをされていますが、どういう方針で子どもたちを指導されていますか?

子どもたちって、細かい技術はそれぞれが練習していると思うんですよ。なので、『最後まで諦めるな』という気持ちの部分を伝えたいという想いで、僕は指導しています。見ていると、どうしてもすぐ諦めてしまう子どもが多いと感じるんですよね。

例えばリフティングでも、ずれたらすぐに手を使ってしまう。

僕たちの頃は、ずれたら最後はスライディングしてでもボールを取りに行って、何としてでも続けようと思いながらやっていたのに、今の子たちは簡単に諦めてしまうので、そこは厳しく言うようにはしています。

 

――中西さんの2人のお子さんもサッカーをやっているんですよね?

本人たちがやりたいことをやらせようと思っていたので、こちらからサッカーをやれとは言わなかったんですよ。

だけど、家の近くで体験会がありそこに参加してみたら楽しかったと言うので、それをきっかけに、下の子が1年生になった去年の春から、2人とも近くの町クラブに所属するようになりました。

 

――子どもたちのサッカーには、どのように向き合っていますか?

特に上の子は向上心があるんですよね。練習がない日でも毎日シュート練習をしていますし、僕も毎朝、練習に付き合っています。

2人には『一生懸命やってくれればいい。楽しんでいる姿を見せてくれ』とだけ言っています。

 

――具体的に技術的なアドバイスはするのですか?

上の子は、「こういうことができるようになりたい」と結構聞いてくるんですよ。なので「だったらこういう練習をやりな」という感じではアドバイスをしています。試合を見ていると、何が足りないか見えてくるので、そういう時にも言ったりはしますね。

あとはチームメイトのパパさんがビデオで撮ってくれた映像を一緒に見て、分析するようなこともしてますね。

 

――なかなか本格的ですね。

そこまで深いものではないですけど、2人で映像を見ながら「今取られたのはなんでだと思う?」とか、できなかった理由を聞いてあげて、じゃあ、次の練習で上手くいくようにやってみようというような感じでやっています。だから、僕は最近、擦り切れるほど子どものサッカーの映像を見てますね(笑)。

今は2人ともサッカー選手になりたいと言っているので、その想いに対して少しでも手助けしてあげたい。大事なのは上手い、下手ではないんです。

一生懸命やるか、やらないか。

だからボールに行かない下手くそは一番ダメ。下手くそでもボールは取りに行けるということを言っています。その過程で上手くなって、さらに上を目指してくれればいいですけどね。

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(上手い下手ではなく、一生懸命やることが大事だと中西さんは言います ※写真はサカイクキャンプ)

 

■メッシのプレーがどうしてすごいの? などをきっかけにサッカーの理解を深めるとおもしろい

――お子さんたちは、中西さんがW杯戦士であることは理解しているのですか?
日本代表だったことは最近分かってきたみたいですね。学校や周りの大人たちからも言われるらしいので。

でもW杯がどれほど重要な大会なのかは分かっていないと思うので、W杯に出たと言っても、大してすごいと思っていないんじゃないかな(笑)

 

――今年はW杯が開催されるので、そのすごさが分かるかもしれませんね。
まだ小さいので、サッカーの試合を集中して見るのは難しい状態だったんですけど、最近はようやくメッシなんかのプレーを見て、すごいというふうに感じるようになってきましたね。

どういうものが良いプレーで、すごいプレーなのかが分かってきたので、今度のW杯も一緒に見るいい機会なのかなと思っています

 

――親が子どもと一緒にサッカーを見る時に、こういうところを注目したら面白い、というような視点はありますか。
W杯のような最高峰の大会は、そのまま見てもらったらスーパープレーがどんどん出てくると思うので、それだけでも面白いとは思います。

例えば良いプレーの前にどういう動きをしていたのかとか、どういうパスだったのかとか、そういう細かい部分に親が気づいて、子どもに教えることができたら、なるほどと思うかもしれないですし、よりサッカーの奥深さを感じられるかもしれないですね

次ページ:ロシア大会で注目するチーム、日本代表への期待


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文:原山裕平、写真:新井賢一

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