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「しつもん」を少し工夫するだけで、子どもはグングン成長する!

2014年9月16日

子どもを「成長させる」でなく、大人も「一緒に成長する」

キーワード:サッカーメンタル声掛け指導親子質問

■サッカーをやめたい! 子どもの真意を見抜く会話術

「練習に行きたくない。サッカーをやりたくない」
 
あなたのお子さんが突然こう言い出したら、あなたはどんな声をかけますか?
ちょっとした理由で練習に行くのが嫌になったり、かと思えば楽しそうに練習に参加していたり……。どこまで本気で言っているのかわからない。そんな風に思ったことはないでしょうか。
 
多くのお父さんお母さんが一度は経験するであろうこのお悩みを、藤代さんにぶつけてみると「こんな時こそ質問が効果的です」という頼もしい答えが返ってきました。
 
「今日は練習に行きたくない。サッカーをやめたい」という子どもに対しては、理由を聞いてあげることが第一歩です。それすらせずに「せっかく始めたんだからもうちょっと頑張りなさい」「また飽きたの?」なんて声がけは論外ではないでしょうか。
 
「なんで?」「どうして?」はじめはこう聞くしかないのですが、この後がとても大切だと藤代さんは言います。
 
「サッカーをやめることを頭ごなしに否定せずに聞いてあげることが大切です。サッカーをやめたいと言うからには、子どもなりに考えを持っています。今日の練習が嫌なだけかもしれないし、前の練習で嫌なことがあったのかもしれない。それをストレートに聞いてしまうと事情聴取のようになって“尋問”になってしまいます」
 
行きたくない理由、やめたい理由を直接話してくれない場合は、違ったアプローチも必要だと言います。
 
「今日練習に行かないとどんないいことがあるの?」
 
こんな風に聞くと、子どもは間接的に「サッカーに行くことの障害」を話してくれるかもしれません。
 
「じゃあ練習に行かないでこのままサッカーをやめたら、どんな嫌なことがあるかな?」
「サッカーができなくなる。プロになれなくなる・・・・・・」
 
練習に行きたくない子どもも、練習やいまの環境が嫌なだけで「サッカーがうまくなりたい! サッカー選手になりたい!」という夢はそのまま持ち続けているのかもしれません。
 

■コミュニケーションを深め、親子が一緒に成長できる

「こうしたやりとりから、大人は普段あまり知ることのできなかった子どもの内面に触れることができ、子どもも自分の心の奥にあった本当の気持ちを意識化できるようになります。こうしたコミュニケーションは『質問→答え』の完結型ではなく『質問→答え→答えに対する質問→答え』という風に深まっていくので、子どもも大人も成長できるんです」
 
子どもが成長するために必要なことは親がその邪魔をしないことだ。そんな風に言われることもありますが、親が子どもに一方的に何かを教えるのではなくて、しつもんを繰り返し、ともに考え、学ぶ姿勢で接すれば、子どもと一緒に成長していける。『しつもんメンタルトレーニング』は子どもだけでなく、すべての親子、指導に携わる人たちが成長するための方法論でもあります。
 
『しつもんメンタルトレーニング』講座いかがでしたか? 『しつもんメンタルトレーニング』は、今夏各地で行われたサカイクキャンプにも取り入れられ「子どもが自分で考えるようになった」「子どもたちの様子を見て私たちも接し方を変えようと思った」など多くの反響を得ています。
 
代表の藤代圭一さん「一人でも多くの子どもたち、選手がその子らしく輝く世の中を作りたい」と本当の意味での会話の重要性を訴え続けています。
 
「子どもがやる気にならない」「変わってくれない」とお悩みのみなさん。変わるのは自分から。子どもたちへのしつもんをm今日から始めてみてください。
 
藤代圭一(ふじしろけいいち)
小学校や中学校、高等学校で「子どものやる気を引き出す」をテーマとした講演を行う傍ら、スポーツスクールや少年団へのセミナーやワークショップを精力的に実施。子どもたち選手が潜在的に持っている力を信頼し、伸ばしてあげたいと考える両親や指導者の方々に好評を得ている。U-15女子サッカーチーム全国大会4位入賞、フットサル全国優勝、U-18インターハイ出場に貢献。
 
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取材・文 大塚一樹

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