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東北の元気を届ける『仙台だより』

2011年5月27日

グラウンドがない・・・。仙台市若林区の少年団S・K SCの現状

キーワード:コラム仙台だより応援プロジェクト

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蒲町小学校は校舎の半分(右側)が地盤沈下で沈んでしまい、校舎も使うことができません。校舎脇のグラウンドを使うにあたっては安全面も懸念されています

■仮設住宅建設により使えるグラウンドが減少

グラウンド探しに難航したS・K SCが練習再開をしたのは4月23日。5~6年生は若林区七郷・蒲町地区から直線距離で5km近く離れた宮城野区鶴巻にあるオレンジフィールドというフットサル場で週2回、練習を行っています。

キャプテンの阿部空矢君(6年)は「練習しないと上手くなれないし、サッカーができなくてつまらなかったので、サッカーができて嬉しいです」と練習ができる喜びを語っていました。金子友哉君(6年)は「練習が始まった時、すごく鈍っていて、本当に試合ができるのかな?という感じでしたが、今は普通通りにできています」と語り、徐々にコンディションが戻ってきていることを実感できているようでした。

オレンジフィールドは手狭なため、1~4年生は一緒に練習をすることができません。そのため、1~4年生は、七郷小学校から程近い、七郷中央公園で練習を行っています。七郷中央公園は、一応芝生が生えていますが、当然のことながらサッカー用に綺麗に刈り揃えられた芝ではなく、デコボコしています。また、以前は公園内の平らな場所で練習を行えましたが、そこには仮設住宅が建つことになり、今は傾斜のある場所で練習を行っています。当然のことながらボールの扱いはとても難しいものになってしまいます。

S・K SC代表で、宮城県サッカー協会理事・仙台市サッカー協会理事長・仙台市サッカースポーツ少年団協議会理事長の宮城秀夫さんはその他にもグラウンドを探したそうですが、平らな土地は仮設住宅やボランティア向けの駐車場など何らかの用途に使われてしまうため、グラウンド探しにとても苦労されたとのことです。震災直前に「ヒロスポーツ杯」という大会を行った若林区日辺地区のニッペリアというグラウンドは資材置き場や仮設住宅に使われるため使えません。また、荒浜地区にあった海浜公園のグラウンドも津波で壊滅的被害を受け、若林区内に使えるグラウンドがないため、宮城野区のフットサル場や近所の公園で練習を再開することにしたそうです。

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