選手の怪我予防を目的に、日本クラブユースサッカー連盟（JCY）と株式会社イースリーが共同で取り組む「JCYカラダケアプロジェクト」。選手の怪我や疲労、また家庭でのサポートについて、保護者はどんな課題やニーズを感じているのか？　JCYに加盟するユース、ジュニアユースチームの保護者538名にアンケートを実施しました。

今回は具体的にどんなジャンルの情報を保護者が求ているのかレポートします。

■98.4％の保護者が子どもの怪我予防や疲労回復に関心

前回のレポートでもお伝えしたように、98.4％の保護者が子どもの怪我予防や疲労回復に関心があると回答しています。

では、そういった情報は普段どのように収集しているのでしょう？

■ネットを中心に情報収集するも「十分ではない」現状

インターネット検索が53.4％と最も多く、つづいてYoutubeが33.5％。Instagramなどネットでの情報収集が中心。また保護者の間や指導者からの情報などリアルなコミュニケーションでも情報共有が行われているようです。

しかし、実際に家庭で十分にサポートできていると回答したのは半数以下にとどまり、そのための情報や知識は80.7％の保護者が「十分ではない」と回答しています。

■食事だけではない。保護者が求める情報もより専門的に

具体的にはどういった情報が足りないと感じているのでしょう？　特に知りたい情報について聞いてみると、

１位　食事（栄養）：77.9％
２位　ストレッチ：67.1％
３位　体幹トレーニング：61.0％
４位　動きの質改善：54.5％
５位　マッサージ：56.3％
６位　姿勢改善：45.2％

食事（栄養）について具体的に知りたいと回答したのが77.9％と最も多く、また、ストレッチ、マッサージ、体幹トレーニングといった身体のケアや、動きの質、姿勢改善といった情報に対しても高いニーズが見受けられました。

保護者が求める情報もより専門的になっているようです。

■食事の悩みはレシピが54.1％、栄養の知識が45.9％

前回のレポートでは、71.4％が食事の「栄養バランス」は意識しつつも、半数近くは「できていない」と回答したことを紹介しましたが、具体的にどんな悩みがあるかも聞いてみました。

最も多かったのは「レシピのレパートリーが少ない」が54.1％、次に「どんな栄養を意識して摂ればいいかわからない」が45.9％でした。

普通に毎日のこんだてを考えるだけでも大変なのに、栄養も意識するとなると、どうしてもレシピが思いつかない。また、そもそも栄養バランスと言っても、何をどうバランスとればいいのかが分からない。といった現状もあるようです。

こうした悩みにお答えできるよう、「JCYカラダケアプロジェクト」では、公式LINEを通して家庭でできる怪我予防、疲労回復について正しい知識の発信や、オンラインセミナーなどを無料で配信していきます。また、今回のレポートにあった具体的な悩みや情報についてもサポートしていく予定ですので、まずは公式LINEを友だち追加してみてください。

JCYカラダケアプロジェクト公式LINE「友だち追加」はこちら＞＞
※以下のQRコードからも追加いただけます。