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緊張は小さくできる!「あがらない体」のつくり方

2017年5月 8日

過去の失敗を思い出して緊張するときは、「いい結果」が出るイメージを持たせる質問をして

キーワード:あがらないコントロール緊張軽減

試合の前や大事な本番はもちろん、練習中にコーチの厳しい指導を受けて緊張してしまい、失敗を恐れて普段通りに体が動かせなくなることがありますよね。
 
プロ野球チームをはじめ、トップアスリートから会社経営者・教育現場でこれまでのべ5,600人以上を見てきたメンタルトレーナー・石津貴代さんは、「緊張はコントロールできる」と言います。
 
連載第5回目は、「緊張の原因となる5つの要因」の中から、「過去の失敗を思い出す」ことと「準備不足」が原因で生まれる緊張をコンパクトにする方法を教えていただきました。
(紹介文:サカイク編集部、本文:石津貴代)
 
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メンタルトレーナーの石津貴代です。緊張のコントロールについて、これまでのコラムでも書いたように、人が緊張する原因は主に下記の5つです。
 
 
<緊張の5つの原因>
1.失敗や評価に対する不安
2.自信がない
3.過去の失敗を思い出す
4.準備不足
5.初めての場所や経験
 
 
前回は「初めての経験や場所での緊張を緩和するためのイメージリハーサル」についてお伝えしました。今回は、「過去の失敗を思い出す」、「準備不足」が原因の緊張をコントロールする方法をお伝えします。
 

過去の経験がトラウマになって起こる緊張には、試合後の親子コミュニケーションに改善のポイントあり

まずは「過去の失敗を思い出す」ことで起きる緊張についてお話しします。過去の試合で大きなミスをした、監督や親御さんに怒られた、ケガをした……など「試合=怖い・嫌なもの」というイメージがついてしまうと、目の前の試合自体に理由もなく緊張するようになります。
 
これを克服するには「どうしたら、うまくいったか?」の成功のイメージをたくさんして、「試合=怖い・嫌なもの」というインプットされたものを塗り替える必要があります。
 
親御さんにできる解決策のひとつとしては、試合後のコミュニケーションです。
 
<NGなコミュニケーション>
・なんであんなミスをしたのか?
・なんで怒られたか、わかっているの?
・なんでケガするようなプレーしたの?
 
これらのコミュニケーションは全て、いまくいかなかったマイナス場面を思い出させ、さらに不安や恐怖をインプットしてしまいます。
 
<良い結果をイメージするコミュニケーション>
・どうしたら、あの場面でいいプレーが出来た?
・褒められるためには、どうしたらいいと思う?
・どういうプレーが出来ていたら、ケガをせずにすんだ?
 
このように、「どうしたらうまくいったのか?」を本人に考えさせ、言葉やイメージにさせることで、マイナスなイメージは少しずつ減っていきます。「あの場面で、しっかりとパスをしていたら、仲間に繋がって得点になった」、「あの場面で、ちゃんと相手の位置に気を付けていたら、衝突せずに、そのままプレーが出来ていた」というように、結果が良い形で終わるようなイメージを増やしていくことが大切です。
 
失敗を思い出すコミュニケーションを増やしてしまうと、緊張はどんどん増していくので注意が必要です。
 
次ページ:準備不足が原因の緊張は、ゴールから逆算した目標をたてて準備をすること

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