1. サカイク
  2. 連載
  3. あなたが変われば子どもは伸びる![池上正コーチングゼミ]
  4. 楽しみながら判断力をつけさせるメニューや考えて動けるようにする声かけはある?

あなたが変われば子どもは伸びる![池上正コーチングゼミ]

楽しみながら判断力をつけさせるメニューや考えて動けるようにする声かけはある?

公開:2020年4月24日 更新:2020年5月 1日

キーワード:いいポジションクローズドスキルドリブルバルセロナパス個人技判断力指導者池上正考えて動ける育成

育て急ぐのか、勝ち急ぐのか......。 日本と海外の指導者の違い

ikegami_column76_02.jpeg
(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)

 

佐伯さんは「3歳児には3歳児なりの考え方がある」と書いています。だんごになることもある。成長段階ではそうなることを理解しなくてはいけません。

「年少さんだからだんごでも仕方ないよね。年中になるとこんなふうになったらいいかな」

そんな展望を指導者が持っておく。そのうえで、ゆっくりとサッカーの本質を伝えていきます。コーチたちがゆっくりと問いかけをしながらやります。決して「だんごはサッカーじゃない」といった言い方はしません。

「みんなここにいるけど、どうかな? 味方もいるし、相手もいるよ。とられないところってどこかな?

そんなやり取りを佐伯さんたちはいっぱいしてきたと思います。

3歳は3歳なりに意見がある。すぐに答えをいうのでなく、ダメでしょではなく。

「ぼくはここがいいと思った」と言えば、「オッケー。なぜそこがいいのかな?」と常に彼女たちスペインのコーチはやさしく対話します。常にやさしいのです。

日本のコーチの指導は性急に見えます。とても急いでしまう。育て急ぐのか、勝ち急ぐのか。両方かもしれません。

ぜひそのような哲学的な部分も見直しながら、ゆっくり指導してください。

 

ikegami_profile.jpg

池上 正(いけがみ・ただし)
「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。
大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。
12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさい サッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。

前のページ 1  2

コーチからの質問に池上正さんがお答えします(チームの指導の悩み、例:年代がバラバラなチームの練習メニューなど)※記事になります

※質問の文言を記事にさせていただくことがあります。その際はプライバシーには配慮します。

あなたが指導している【チーム】の年代を教えてください必須

最新ニュースをLINEでチェックしよう!
イベントの最新日程もLINEでチェック!
友だち追加
サッカー少年の子育てに役立つ最新記事が届く!サカイクメルマガ
文:島沢優子

関連記事

関連記事一覧へ

あなたが変われば子どもは伸びる![池上正コーチングゼミ]コンテンツ一覧へ(98件)

コメント

  1. サカイク
  2. 連載
  3. あなたが変われば子どもは伸びる![池上正コーチングゼミ]
  4. 楽しみながら判断力をつけさせるメニューや考えて動けるようにする声かけはある?