あなたが変われば子どもは伸びる![池上正コーチングゼミ]

2020年2月21日

アップが長すぎて試合前にへとへとな子どもたち。アップの適正時間を教えて

■大事なのは時間の長さではない


(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)

 

ご相談の文章を読む限りでは、そんなに深刻な問題ではなさそうです。

子どもたちが楽しく、熱中して取り組んでいるのであればまったく問題はありません。時間の長さを計るよりも、子どもたちの表情や動きを見てあげてください。

例えば、しごきのような、理不尽な練習内容であれば、逆に子どもたちから苦情が出るはずです。

決してそういったものでないのならば、親御さんたちもぜひ見守ってあげてください。

 

池上 正(いけがみ・ただし)
「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。
大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。
12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさい サッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。

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