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元日本代表・北原亘が教える サッカーに活きる!フットサルのおススメ個人プレー

第3回 「中盤エリア」で必須の、前への展開

公開:2018年3月 9日 更新:2018年4月26日

キーワード:サイドシュートトラップパスコースフットサル縦パス

フットサルはピッチが狭く、相手との距離が近いのが特徴です。しかし、そうした距離感でうまくプレーできるようになると、ピッチが広くなるサッカーでは自分の頭や体の動きに余裕が生まれ、いいプレーがたくさんできるようになります。


ではどうしたら狭いピッチでうまくプレーできるのか? フットサルのピッチを、いくつかのエリアに分けて考えてみましょう。(構成:ストライカーDX編集部)

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■無理なドリブルは危険。いかにパスを配球するか

「中盤エリア」はポジションのバランスを考えないといけない場所で、相手を押し込んで攻めているときは、ここがフィールドプレーヤーの最後尾になります。後ろにはスペースがあるので、無理にドリブルで突っかけてカウンターを食らってはいけません。味方を使いながら、いかに前方へパスを配球していくかが大切になります。

■裏へのスルーパスや縦パスをリターンしてもらってシュートへ

このエリアではサイドの味方からパスを受けるケースが多いですが、ボールを持ったらそのサイドの選手の前方のスペースへスルーパスを出して攻略するか、最前線の別の味方選手に縦パスを入れるとチャンスになります。縦パスを入れたら、自らリターンをもらってシュートするシーンも出てきます。

■裏へのスルーパス

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サイドの味方とのワンツー。ボールを浮かせて裏へ出します

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1.サイドからのボールを横に転がしながら受けて、パスコースを作ります
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2.目の前の相手の足に引っかけないよう、浮かせたパスを送ります

■縦パスからシュート

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最前線の味方へ縦パス。リターンを受けてシュートへ
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1.サイドの味方がゴール前へ走り込みます
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2.空いたコースから縦パスを入れます
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3.素早く走り込んでリターンパスをシュートします

■周りとのコンビネーションがポイント

最前線に入ってシュートやポストプレーをする選手をピヴォといいますが、中盤エリアでは特にこのピヴォをうまく使って攻めることが大切です。周りとのコンビネーションがポイントになってくるので、敵味方の状況をよく見てプレーするように心がけてください。

北原亘(きたはら・わたる)
Fリーグ名古屋オーシャンズのキャプテンとして、リーグ9連覇に貢献。フットサル日本代表で2度のワールドカップに出場。2016年に引退。現在はクリニックや普及活動で全国を飛び回っている。


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