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蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~
2週間でリフティング百回できなければサッカーやめろと言う夫を何とかしたいけれど、どうしていいかわかりません問題
公開:2025年3月12日 更新:2025年3月18日
■サッカー少年の親が子つぶすリスク
(写真は少年サッカーのイメージ ご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)
かれこれ20年間少年サッカーの取材を続けている私の所見ではありますが、サッカー少年の「両親」には子どもをつぶすリスクがいくつかあります。
■リスク【大】
両親ともに追い詰めるタイプ
■リスク【中】
父親が追い詰め、狼狽する母親が手が打てないうちに、子どもの心が折れてしまう。
■リスク【小】
父親か母親のどちらかが追い詰めるタイプでも、片方が冷静で包容力、判断力、行動力があり、子育てを軌道修正できる。
■ノーリスク・ハイリターン
両親ともに子どもを尊重できるため、主体性のある子が育つ。
いま、お母さんの家庭は リスク【小】 です。
お母さん、どうか精神的にも自立してください。このままお父さんの好き放題にさせてしまうと、息子さんが中高生になり思春期に入ると、大きなブーメランが返ってくるかもしれません。
最後にもう一度言います。ここはお母さんの踏ん張りどころです。

島沢優子(しまざわ・ゆうこ)
ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ 新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『 東洋経済オンライン』などでスポーツ、 教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に 詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実 そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシ ュート 夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界 を獲るノート アスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』 (講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシム の遺産 彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッ カーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館) 『教えないスキル ビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新 書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向け の講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグ リティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、 朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。
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構成・文 島沢優子
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