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蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~

下級生に嫌なことを言ったり意地悪する...。困った態度の上級生にどう対応すればいいの問題

公開:2017年11月22日 更新:2017年11月24日

キーワード:ストレス小学生指導者考える力見守る身長

■「みんなと同じ」じゃない子は排除されていいのか

大げさに聞こえるかもしれませんが、今の日本は大人が他人に寛容になれない時代のようです。その空気感が子どもの世界にも降りてきているため、大多数から受け入れられない子、何かができない子、みんなの活動を邪魔する子は排除されがちです。

ですが、子どもが排除されるクラブが、子どもにとって良い場所でしょうか?
ネガティブなことをしたら、大目にみてもらえない。そのような状態では、誰もがいつ排除をされるかわからない緊張感を強いられる場所になります。


人に迷惑をかけられることもあれば、迷惑をかけることもある。いろいろなことが起きる子育てこそ、「お互いさま」の精神で取り組みませんか。

サッカーは、プレーする楽しさだけでなく、さまざまなことを子どもに教えてくれます。
人の気持ちに添うこと。
思いやること。
みんなで楽しむこと。

そんなことを、大人も子どもと一緒に学べるといいなと思います。

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島沢優子(しまざわ・ゆうこ)
スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実 そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート 夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てる テニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。
最新刊は、ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)。

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文:島沢優子

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