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子どもは小さな大人ではない。親も取れるJFA公認資格「キッズリーダー」の指導ガイドラインとは?

公開:2017年10月23日 更新:2021年1月27日

キーワード:キッズリーダーゴールデンエイジ小学生指導者育成

■嬉しい、悔しいなどの感情をあまり出さない子には..

子どものトレーニングで大切なのは「もっとやりたい」という気持ちを残すことです。そうすることで、からだを動かすのが楽しくて大好きな子どもが育ちます。サッカーとはゲームであって、楽しめるもの。子どものサッカーというゲームを大人のゲームにしてはいけません。勝ってうれしい、負けて悔しいという感情は、情操教育としてもスポーツの「やる気」の面でもとても大切です。

大人が喜ぶ姿や悔しがる姿を見せることは子どもの感情表現につながるので、子どもがあまり感情を見せない親御さんは、まず自分が「嬉しい」や「悔しい」の感情を大いに見せましょう。

ただし、気を付けたいのは子どもの試合を大人のモチベーションにしないこと。サッカーは楽しむものです。子どもたちに夢を与える大人になりましょう。

時には失敗させるのも子どもの成長につながります。例えばサッカーのユニフォームを家に忘れた場合、あえて届けることをせず、試合に出られないという体験をさせるのも子どもに「ユニフォームを忘れると自分が困る」と気づかせる方法です。楽しみにしていた試合に出られなかったという経験を通して、子どもは「次はこんなことが起きないように何をしたらいいか」考えるようになります。

キッズリーダーの講習は、U-10世代にスポーツの楽しさを伝えるためのプログラムなので、子どもたちができる動きばかり。難しい動きはなく、サッカー経験の有無も関係ありません。

スポーツ経験があまりなかったり、スポーツが得意でないという親御さんも、子どもの「嬉しい」「悔しい」「つらい」などの感情にしっかり共感し、サポートをするのにとても役立つプログラムですので、子どもへの接し方のヒントも見つかるのではないでしょうか。

kidsleader2_02.jpg

(参加者全員で記念撮影)

公益財団法人東京都サッカー協会
都道府県サッカー協会のうち東京都教育委員会所管の公益財団法人で、都内で行われるサッカー大会を開催している。2016年度には、2,277チーム、選手92,244人が登録しており、47都道府県サッカー協会の中で最大となっている。

東京都サッカー協会

FC東京パーク府中


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文:前田陽子

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