サッカー豆知識

2021年3月23日

サッカースパイクの手入れの仕方は?やり方を覚えてシューズを長く使おう!

スパイクは、サッカーをする際に欠かすことのできない大切な道具です。手入れが行き届いていれば足にしっかりと馴染むため、プレーもしやすくなるでしょう。スパイクを磨き、汚れを落とし、掃除する、といったメンテナンスをこまめに行うことでいいプレーにつながるかもしれません。今回は、スパイクの手入れの方法について解説します。基本的な手入れ方法から天然皮革、人工皮革のスパイクを手入れするときのポイントまで取り上げているのでぜひ参考にしてみてください。

スパイクの基本的な手入れの手順

ここでは、スパイクの基本的な手入れの仕方とその手順について解説します。手入れ方法がよくわからないという人は、ぜひ参考にしてみてください。

手入れの事前準備

スパイクを手入れする場合、スパイクから紐とインソール(中敷)を取り外しましょう。紐は汚れているため、洗濯機や手洗いなど綺麗にしてください。インソールは入れたままにしておくと、手入れをした際に乾きにくくなり、カビの原因にもなるため、忘れずに取り外すようにしましょう。

汚れを落とす

紐とインソールを取り外し事前準備が完了したら汚れを落としていきます。汚れは以下のような方法で落としましょう。

  • ナイロンブラシを使って靴底部分の汚れを落とす
  • 固く絞った濡れタオルでスパイクの表面の汚れを落とす
  • 頑固汚れはクリーナーを使って落とす

スパイクを手入れする場合、部位に応じて使用する道具を変更するのがポイントとなります。靴底は革ではないため、ブラシを使っても特に問題ありませんが、表面部分は革であるためブラシでゴシゴシと汚れを落とそうとすると傷つけてしまうため、タオルを使用してください。

また、ブラシやタオルで落ちない頑固な汚れに対しては、クリーナーを使用するのですが、このとき両面起毛クロスを使用することでより効率よく汚れを落とすことができるでしょう。

そのほかにも、スパイクには縫い目やベロなど汚れがたまりやすい部分もあります。このような箇所に関しては、汚れを指で押し上げて落とすようにしましょう。

クリームをスパイクに塗り込む

汚れを落としたら、クリームをスパイクに塗り込みます。クリームはスパイクに栄養を与える役割を担っており、スパイクを長持ちさせてくれます。また、クリームを塗ることで光沢が出るため、スパイクの見た目も綺麗になりプレー時のモチベーションアップにもつながるでしょう。なおクリームはスパイク用のものが販売されているため、そちらを利用してください。

日陰干しをする

ここまでの手入れが完了したら、スパイクを日陰干しします。風通しの良い場所で、半日〜1日を目安に乾燥させましょう。このと、スパイクの型崩れ防止のためにも、シューキーパーを利用すれば、よりスパイクを長持ちさせることができます。

皮革別手入れのポイント

サッカーのスパイクには、大きく分けて天然皮革と人工皮革の2種類があります。そこでここでは、皮革別に手入れのポイントを解説します。

天然皮革の場合

天然皮革は動物の皮でできており、使い込めばどんどん自分の足にフィットしていきます。一方で、天然の革であるためカビに注意しなければいけません。汚れた状態で湿気のある場所に放置していると、あっという間にカビが生えてしまいます。そのため、手入れの際は湿気には特に注意が必要です。基本的には水洗いは避けてください。

人工皮革の場合

人工皮革は、その名の通り人工の革であり天然皮革と比べて手入れがしやすい点が特徴です。カビは生えにくく、ブラシや布を使って水拭きすれば汚れも簡単に落とすことができます。

まとめ

今回は、スパイクの手入れの方法について解説しました。スパイクはプレーの質にも大きく影響する重要なアイテムです。試合や練習で使用したらこまめに手入れするようにしましょう。手入れをする際は手入れセットなども販売されているため、そういったものを購入しておくと便利です。

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