サッカー豆知識

2020年12月19日

Jリーグ60チーム中、48チームが導入!サッカーにおける「ゴール感覚を研ぎ澄ます"ミニゴール"」とは?

日本サッカー界の永遠の課題は何?と聞くと、「得点力不足」をあげる人はとても多いのではないでしょうか?

今回は、そんなサッカー界長年の課題の解決につながるかもしれないミニゴールを紹介します。

子どもたちのサッカーレベル向上にも活用できるミニゴールでありながら、簡単には壊れないという特徴を持っているゴールです。

サッカーチームでコーチを務めている方や選手の保護者などはぜひチェックしてみてください。

アルファゴールの詳細はこちら>>

■Jリーグ60チーム中、48チームが導入するミニゴール

ミニゲームなどゲーム形式のトレーニングでしばしば登場するのが「ミニゴール」。マーカーをゴール代わりにしたり、ネットを置いてみたり、はたまた簡易的なポップアップ式のものを利用したりと、チームの状況や環境によって使うミニゴールは様々かと思います。

今回ご紹介するのは、世界中のトップチームからジュニア年代まで広く使われている『アルファゴール(ALPHAGOL)』というトレーニングギア。

このミニゴールは、トレーニングにおける選手のシュート意識を高め、「ゴール感覚を研ぎ澄ます"ミニゴール"」として指導者に話題の商品です。すでにJリーグ60チーム中、48チームが採用しており、Jリーグの下部組織などでも多く利用されています。

オーストラリアのサッカー用具メーカー「アルファギア(ALPHAGEAR)社」の商品であるアルファゴール。日本に入ってきたのは、約2年半前ですが、なぜいま急速に利用チームが増えているのでしょう? 

日本にアルファゴールをはじめて輸入し、現在は公式代理店を務める株式会社モーニングホープ代表取締役社長の古木仁さんにお話を伺いました。

■世界の子どもたちは常にゴールへの意識を研ぎ澄ませている

古木さんは、イングランドFAの指導者資格を持つなど、幼稚園生から高校生、女子のプロ選手などを指導しているプロのサッカーコーチでもあります。アルファゴールに目を付けた理由は何だったのでしょう?

「以前、マンチェスターユナイテッドサッカースクールのサッカーキャンプで通訳として参加した際、このタイプのゴールに出会いました。それまで僕もポップアップ式のミニゴール、マーカーやコーンをゴール代わりにして使っていたのですが、強くシュートするとボールが飛んでいってしまうため、ミニゲームなどをしても子どもたちは思い切りシュートを打つことができませんでした。そこで、強くシュートを打てて、シュートを決めた時の爽快感が得られる、そんなゴールをずっと探していたんです。アルファゴールは見事にそれを叶えてくれるゴールでした」

アルファゴールは、アルミ製フレームの本格派ミニゴール。思いっきりシュートしてもボールが飛んでいったりゴールが動いてしまう心配はありません。簡易的なミニゴールだと、骨組みが壊れてしまうこともありますが、アルファゴールはシュートがあたっても壊れません。

また、ポストにシュートが当たってもしっかりリバウンドするので、ミニゲームでもシュートを打ったらこぼれ球に反応するといった、サッカーの基本的なゴールへの意識を高めることができます。

「シュートを決める爽快感は、サッカーの醍醐味ですよね。サッカーの目的はゴールを入れること。ヨーロッパをはじめ世界中のトップチームからジュニア年代まで、このタイプのゴールが使われているのは、指導者たちがサッカーの目的を理解しているからかもしれません。このゴールを使ってゲーム形式のトレーニングを行うと、子どもたちは自然と夢中になってゴールを目指すようになります。世界の子どもたちはトレーニングを通して常にゴールへの意識を研ぎ澄ませているのです」

アルミ製のミニゴールは日本の特殊なグラウンド事情にも対応

また、古木さんは日本の特殊なグラウンド事情にもアルファゴールのようなミニゴールがあっていると説明します。

「日本では、グラウンドが持てずいつも異なる場所でトレーニングしているチームも多いのではないでしょうか? そうしたチームでは持ち運びに便利なことや、設置のしやすさなども重要です。アルファゴールは、そんな日本の特殊な事情にもあった特長を備えていました」

アルファゴールは、アルミ製で軽く、また二つ折りの状態から開くだけでワンタッチで設置でき、分解も不要なので収納も簡単です。子どもでも軽々と持ち運びできるので、安全性の面でも心配ありません。

「さらに日本の場合、グラウンドはあっても用具を収める倉庫がなく、ゴールが雨ざらしになるケースも多いと思います。そうした環境でも耐久性の高いアルファゴールは魅力でした。アルミ製で軽量ですが、太さ16cmのフレームでできているので非常に頑丈です。また、グラウンドが少ない日本では屋内で練習するチームも多いですよね。アルファゴールは足にゴムパッドを付けることで屋内でも利用できるんです。そうしたあらゆる日本の課題に対応している点も大きな魅力ですね」

このように、アルミ製で軽量でありながら、頑丈で持ち運びもしやすいアルファゴールは、自前のグラウンドを持たないサッカーチームにとってぴったりなトレーニングギアだといえるでしょう。

■アルファゴールが日本の「得点力不足」を解消!

ジュニア年代のチームやスクールでは、簡易的なポップアップ式のゴールを使っているところも多いですが、ネットが破れたり、骨組みが壊れてしまうことも多いそうです。こうしたゴールを何度も買いなおすことを考えれば、アルファゴールを長く使った方がコストパフォーマンスも高いと言えるかもしれません。

「FC東京さんや川崎フロンターレさん、ベガルタ仙台さんなどでも利用いただき、アルファゴールもだいぶ知られる存在になってきましたが、先ほどお話したようなメリットを多くの日本の指導者の方々が感じてくださっているのではないかと思います。これからアルファゴールが日本で普及し、日本の子どもたちも当たり前のようにゴールを意識し、ゴール感覚を研ぎ澄ませていければ、昔から言われている得点力不足も解消するかもしれませんね」

古木さんにとっては、ミニゴールの概念を変えたという「アルファゴール」。ぜひ、あなたのチームでも導入してみてはいかがでしょう?
もしかすると、あなたのチームから世界で活躍するストライカーが誕生するかもしれません。

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