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インタビュー

「どう思う?」の問いかけがカギ! Jクラブの監督であり5児の父である安永総太郎の子育て論

公開:2017年9月 7日 更新:2021年1月27日

キーワード:SC相模原スペインリーガ安永総太郎考える

■私生活で定められていた2つのルール

ただ、安永家において全てが放任だったわけではありません。ある2つのことを守るということを前提として、それを守った上で決断を委ねられていました。
 
人に迷惑をかけない、ということと、死ぬな、ということですね。『それ以外は自分で考えて行動せぇよ』と親に言われていました。小さい頃からずっとです」
 
「僕は子どもの頃から周囲よりも体が大きく腕力もあるわんぱくな子で、幼稚園ぐらいのときに一人で自転車を漕いで隣の市まで行って、道が分からなくなり帰れなくなったことがあったんですよ。『どうしよう』と思いながら自転車をひいて歩いていたら、仕事帰りの父親が車で通りかかって自分を見つけ、拾ってくれたというエピソードがあります。それに、海や川、外でたくさん遊んでいました。もうとにかくやんちゃだったので」
 
「外で遊んでいると色んな危険因子あるので、自分の行動が危険かどうかをしっかり判断しなさいという意味での『死ぬな』だったのかなと解釈しています」
 
ルールを守っている限り、怒られることはなかったそうですが、人に迷惑をかけてしまったときには「ものすごく怒られた」と言います。だからこそ、様々な行動を取る前に“周りに迷惑をかけないか” “この行為は危険か”という点をしっかりと考えるようになったそうです。
 

■子どもと海外の試合を観ながら…

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(指導中の安永監督)
 
そんな幼少期を過ごしてきた安永監督は、自らの子育てについても『自分で考え、意見を言わせる』ことを重視していると語ります。実際に息子さんのサッカーの試合に行き、終わった後のコミュニケーションや共にサッカーの試合を観戦している時に、質問を投げかけるそうです。
 
「(息子が)プレーの中で選んだ判断に対して怒ることはないです。パスを出した後に止まってしまうとか、そういったことは指摘しますけど、基本的には『どうしてそのプレーをしたか』を聞くようにしますね。一緒に海外の試合を見ていても選手のプレーに対して『今のどう思う?』等、彼自身の考えを聞くようにしています」
 
このように、問いかけること、意見を聞くということが子育てをする上で重要であり、子どもを持つ親がすべきことだと安永監督は続けて語ります。「親御さんが『どう思ったの?』と聞くのは重要です。悪いことをした時もすぐに怒るのではなく、『どうしてそうしたの?』と聞いて、会話、ディスカッション(討議、意見の述べ合い)をして聞いてあげないといけないと思いますね」
 
「行動に対してカチンと来て脊髄反射で叱って、子どもに言うことを聞かせるのは良くないと感じます。ダメなことはダメと教え、納得させるのは良いのですが、一方で子どもたちにもその行動を取った原因があるのだから、それは聞いてあげないと一方的な押し付けになってしまうと思います」
 
こういう考えを持ち、息子さんへ積極的に自らの考えを言葉にする機会を作っている安永監督ですが、その考えや方針に大きな影響を与えているのは、自らが選手として過ごしたスペインでの生活でした。異国の地で感じた日本との大きな違いとは何だったのでしょうか。
 
後編ではその点について触れていきます。
 
安永さんが監督を務めるSC相模原の
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取材・文:竹中玲央奈、写真:新井賢一

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