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インタビュー

浦和レッズ・宇賀神友弥選手インタビュー【File.1】

公開:2011年7月14日 更新:2023年6月30日

――当時は自分の武器が何だと感じ、その長所を伸ばすためにどんな工夫をしましたか?

「小学時代からキックには自信があったんですが、その部分に関しては、人よりも長けていたのかなと思います。キックオフゴールも狙っていましたし、実際に当時は結構決めていました。

ロングキックは、筋肉がついてきたら自然にボールも飛ぶようになるので、そういったところを集中的に練習したり、磨いていくという感じではありませんでしたが、ほぼ毎日のように最後までグラウンドに残って、照明が落ちるまで、帰る方面が一緒の選手やコーチたちと一緒にボール回しや練習をやっていた記憶があります」

――練習でも忙しい日々を過ごしていたと思いますが、勉強との両立はどうされていたんですか?

「両立できていたんですかね!?(笑) コーチたちからも、テスト前はさすがに(練習を)休んで勉強をしろといわれてましたけど、僕と堤は、ほぼ毎日練習に参加していました。だから、よく『ちゃんと勉強しろ』といわれていましたよ(笑)」

■「親の助けがなければ、自分たちはサッカーをすることはできないですから」

――その後は、ジュニアユースからユースへと昇格しました。プロになりたいという気持ちも芽生えていたのではないでしょうか?

「いや、その頃も、まだその気持ちがなかったですね。高校3年間を終えた時点で初めてプロになりたいと強く思うようになりました。

自分は、高校を卒業するときに大学に進学、堤はそのままトップに昇格することになり、初めて違う道に進むことになって、そこで初めて実感したんです。"プロになりたい"と。そして大学に入ってさらにその意識は強くなりましたね」

――宇賀神選手がサッカーを続けることに対して、家族も応援してくれたと思います。

「基本的にサッカーに対して口出しすることはなかったですね。サッカーと勉強を両立させるというレッズ(の下部組織)の方針があったので、勉強に関してだけは、多少いわれることもありました。でも、それも口うるさいというほどではありませんでしたよ。

ただ、中学の頃から、練習着など練習で使うものは「自分で洗濯しなさい」といわれていたので、夜、自宅に戻ってから洗濯機を回し、干してから寝るのが日課になっていましたね。初めは面倒だなと思っていましたが、それも徐々に当たり前のことになっていきました。

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