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インタビュー

2011年5月30日

『日本代表を育てる気持ちで取り組んでほしい』プロフェッショナルレフェリー相樂亨さん

キーワード:審判

日本にたった3名(2011年5月現在)しかいない副審のプロフェッショナルレフェリーのお一人、相樂亨さんのインタビュー。後編は、相樂さんからいただいた、お父さんレフェリーへのアドバイスをたくさんお届けします!

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■「将来の日本代表を育てる気持ちで、勇気を持ってオンサイドに!」

『4級の(資格を持つ)お父さんたちが日本代表選手を育てている――。そう思って子どもの試合のジャッジをしてほしい』。相樂さんからお父さんレフェリーの方々へのアドバイスをいただきました。

「子どもたちの試合では"オフサイドはあまり厳しく取らないで"とお願いしたいですね。(オフサイドの判定に)迷ったり自信がないのなであればオンサイドと判定してください。その判断はきっと正しいはずです。私でもオフサイドかどうか迷って、オンサイドにしたことが間違っていたということはほとんどありません。迷ってフラッグを上げたらオンサイドだったということの方が圧倒的に多いです。プロの試合でもそうですから、子どもの試合ではなおさらだと思います。

正直にお伝えするとオンサイドの判定をするのは、とても怖いことです。自分の判断ミスで得点が入って試合が決まってしまうかもしれないですし、その後の試合に影響を与えることもあるかもしれません。でも、ビデオを見たらきっと正しいジャッジになっているはずです。もし誤ってオフサイドの判定をしてしまうと選手がGKと1対1というせっかくの局面を消してしまうことになります。

そこで決めるか決めないかという、試合の大事な場面を(選手が)経験できるかできないか。日本が決定力不足といわれ、1対1に弱いといわれるのは、もしかしたら、お父さんたちが(彼らが)GKと1対1になるという場面をもっと多く経験させてあげることで決定力のある日本になれるかもしれません。将来の日本代表FWを育てているんだという強い気持ちを持って、審判に取り組んでほしいと思います」

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取材・文/kilohana 前田陽子、写真/木鋪虎雄

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