健康と食育

2012年4月 6日

足の動きが楽になる!カラダをサポートするテーピング術【動画付き】

前編の上半身に続き、今回は足の動きを楽にするテーピング術をまつなが鍼灸整骨院の先生に教えていただきました。大事な試合で足をつりたくない時などにも有効です。ぜひ、覚えて使ってみてください!今回も使用するのは、キネシオテープです。
※テーピングは、ケガの予防や補強に効果がありますが、ケガが治ったり、ケガをしないというものではありません。ケガをした時には、病院で検診を受けましょう。また、今回紹介するテーピングは家庭でも簡単にできるものとして教えていただいています。複雑な巻き方などは専門家やお医者さんに行って巻いてもらいましょう。
<<前編の上半身のテーピングから読む

■腿裏へのテーピング(ハムストリングの肉離れ時など)

【手順】
①直立した状態で、患部のある足の踵を4cmほど高くします。(巻いたタオルなどを敷けばOK)
※ももの裏の筋肉を伸ばすために、患部の足を後ろに引き、踵を上げます。
②痛い部分がテープの中央にくるように、テープを貼る位置を決めます。
③下側のテープの端を抑え、斜めに引き上げます。
④痛いところに交点が来るように、もう一枚を同様に貼ります。
⑤④で貼ったテープ、半分ほどを重ねて、同様に×状にテーピングします。
⑥さらにもう一度繰り返します。
※肉離れの場合、ストレッチをして筋肉を緩めた状態で貼っても効果はありません。筋肉を縮めた状態でテーピングを行いましょう。
●動画で確認してみましょう!

■ふくらはぎへのテーピング(足がつりにくくなる)

【手順】
①アキレス腱伸ばしの要領で、足を伸ばした状態を作ります。
②踵を浮かせ、踵にテープをひっかけます。
③アキレス腱を挟むようにして、1枚目を足の外側に引き上げます。
④もう1枚を足の内側に引き上げ、V字になるように貼ります。
※お母さんがヒールの高い靴を履くときにテーピングをすると、足が楽になりますよ。
●動画で確認してみましょう!

■足首のテーピング(ステップが軽くなる)

【手順】
①くるぶしの外側(写真の●印あたり)から、足首を内巻きで1周貼ります。
※アキレス腱にかからないように注意します。テーピングの有る無しで歩いてみると、効果が実感できます。また、腓骨筋群という部分をサポートするので、捻挫の痛みを緩和することもできます。
取材協力//
清和イレブンSC:森海峻くん(前列左)、萩田康太くん(前列右)
松永先生(後列左)、板場先生(後列右)
修徳学園女子サッカー部、同校柔道部トレーナーを務める先生たちが、通常の治療だけではなく、スポーツ障害やケア方法などの豊富な知識を広めるセルフケア教室やストレッチ教室なども行っている。
住所:葛飾区奥戸3‐6‐9 Tel:03-3694-5291
アクセス:JR新小岩駅からバスで10分
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