所属クラブの活動、サッカーサービスのスクールと、１週間の大半をサッカーをして過ごすユウキ君。「宿題をしないと、サッカーには行かせない」という両親の方針のもと、勉強もがんばっています。サッカーサービスのスクールについて、お母さんは「通うのは大変ですけど、サッカーを楽しんで学べるから、ユウキにはまったくストレスがかかっていない。だから続いているんだと思います」と話し、こう続けます。

 

「サッカーサービスのコーチの人柄が、すごく良いんですよね。子どものプレーを頭ごなしに否定しないし、答えをすぐに与えることもしません。なので、プレーを押し付けられている感じがないんです。改善すべきプレーにはアドバイスをしっかりくれますし、その後のプレーを必ず見てくれています。ダメ出しで終わらないので、子ども自身も、コーチに認められているんだという感覚があると思います」

 

ユウキ君にとって、練習後のひとときも楽しみな時間になっているようです。お母さんは言います。

 

「うちの子は練習後にしつこいぐらい、コーチに質問をしているんです。でもそこで、コーチは面倒くさがったりせず、すごく時間をかけて答えてくれるんですね。説明をして、ちゃんとわかったかどうかを確認してくれて、他にわからないことはない？と言ってくれます。もう大丈夫だよ、ありがとうと言うまで付き合ってくれるのは、すばらしい姿勢だと思います」

 

ジュニア年代でどのようなコーチに出会い、どのようなトレーニングをするか――。それにより、子どもの成長の度合いは大きく変わります。「将来は、サッカーに必要なコンセプトを一つひとつ身につけて、シャビのような選手になりたい」というユウキ君。サッカーサービスと出会ったことで賢くプレーすることを学び、日々、サッカーを楽しんでいるようです。