親子でチャレンジ

2016年3月14日

うちの子はサッカー選手になれるだろうか?99%はプロ選手にならない現実

■親から素晴らしい指導を受けてもスター選手になれないことがほとんど

確率で考えたいもうひとつのことは、一流選手が子どものころ、親がいかにサポートしてきたかというスポーツ報道についてです。よく知られているところではプロゴルファーのタイガー・ウッズが幼少期より父の指導を受けていた話。野球界ではイチロー選手が父と練習していたことも有名です。
しかし、これは、何十万人に1人という確率で現れたスーパースターが、子どものときに親と練習をしていたというストーリーです。子どものときに親からすばらしい指導を受けていてもスター選手になれない人のほうが圧倒的に多いのです。

■私たち親にできることは、状況を俯瞰してみること

現実的な期待をするために、我が子が同年代の選手のなかでどのくらいの位置にいるのかを考えることは悪いことではないと思います。
しかし、チームメートや対戦相手と比較して優劣をつけることと、全体での位置づけを推し測ることを、すり替えないようにと願います。練習や試合会場では、どうしても比べてしまいますが、親のそういった気持ちが前面に出すのはよくありません。
子どもたちからサッカーをする喜びを奪うことにつながりかねないからです。子どもたちのスーパースターへのあこがれは大事にしながら、わたしたち親は時々、状況を俯瞰してみませんか?

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