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サッカーに役立つフットサルテクニック『スプーンキック』を覚えよう

公開:2014年10月 8日 更新:2014年10月 9日

キーワード:FC東京キックフットサル

FC東京パーク府中×サカイク
 
あなたは、フットサルで身につけた要素がサッカーに役立つと思いますか?
 
「フットサルをするとボールを足の裏で止めるようになったり、トーキックをするクセがついてしまうから、やらないほうがいい」
 
そんな考えをお持ちの方もいらっしゃると思います。
 
FC東京が運営する『FC東京パーク府中』では、子どもの“自立をうながす”ことをテーマにFC東京フットサルスクールが行われております。FC東京普及部でフットサルスクールチーフの横江塁コーチは言います。
 
横江塁コーチ
 
 
「サッカーでも狭いスペースでボールを扱いたいときは、足の裏でのボールコントロールは有効ですよね。キーパーのタイミングをずらすためにトーキックを使うのも効果的です。ただし、スペースにボールを運びたいとき、ロングフィードしたいときに足裏でコントロールしてしまう、またはキーパーのタイミングをずらすよりコースに確実に蹴ることが求められる場面でトーキックを選択してしまう。それは足裏やトーキックが問題なのではなくて、状況に合わせてプレーを選択する習慣がないことに問題があるのではないでしょうか」
 
フットサルはサッカーよりもコートが狭いため、ディフェンスのプレスは早くなり、素早いプレー選択が求められます。選択を間違えてボールを持ちすぎれば、即ゴールを奪われてしまうので、素早い状況判断を養うトレーニングにも適しているといえます。そこで今回は、「フットサルの要素の多くはサッカーに活かせる」と語る横江コーチにサッカーで役立つフットサルテクニックを習得する練習メニューを教えてもらいましょう。(取材/サカイク編集部 取材協力/FC東京パーク府中
 
まずはこちらの映像の0:57からのプレーをご覧ください。
 
この映像は8月末に行われたU12ジュニアサッカーワールドチャレンジで優勝したFCバルセロナの準決勝・決勝戦のハイライトです。柏レイソルU-12との準決勝、圧倒的なポゼッションで柏を圧倒するバルサの司令塔6番が、引いて守るディフェンスラインを崩すために選択したプレーは、フットサルでよく使われるスプーンキックでした。
 
これは、足のつま先でボールをすくい上げるテクニックです。横江コーチは「フットサルの要素の多くはサッカーに活かせる」と言います。
 
「フットサルの要素の多くはサッカーに活かせると言いましたが、そのひとつがスプーンキックです。フットサルはサッカーよりも狭いスペースで行う競技です。フットサルをプレーすると、スペースがない中でもパスを回す技術が求められます。パスコースを相手に切られてしまっても浮いたパスなら通る、そんなときにスプーンキックは有効です」
 
まずは横江コーチが実演するスプーンキックをご覧ください。
 
 
▼スプーンキックのお手本
 
▼足元アップ
 
▼膝を曲げてボールを上げるのはNG!
 
■スプーンキックのポイント
・ボールを蹴らない
・ボールの下に足を入れてすくい上げるイメージで
・膝を曲げない
 
スプーンキックには、膝をロックして股関節から足全体を大きく動かす前述のパターンのほかに、足のつま先に引っかけて、足首のスナップを使ってすくい上げるパターンもあります。最初のパターンよりも素早く繰り出すことができるので、ディフェンダーに対応されにくいという利点があります。
 
▼スプーンキック応用編のお手本
 
▼足元アップ
 
■スプーンキック応用編のポイント
・足首のスナップを使って上げるイメージで
 
 
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取材/サカイク編集部 取材協力/FC東京パーク府中

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