国際サッカー連盟（FIFA）は30日の理事会で、所属する男子選手が五輪に出場するU-23代表に選出された場合、各クラブは招集を断ってはならないと決めたとロイターが報じている。

 

これまでは国際Aマッチの試合ではないとして、招集に応じるかどうかは各クラブの判断に委ねられていた。先日の予選でもボルシアMG所属の大津が土壇場で招集不可となる事態が起きていたが、今回の決定によりドルトムントの香川やボルトンの宮市等も含め、フルメンバーの構成が可能になる。

 

なお、FIFAはあわせて2015年から2018年の国際Aマッチデーを減らしたことと、気温が31度以上に達した場合には体温冷却用の中断時間を設けることも発表した。

 

 

【関連リンク】

・FIFA orders clubs to release players for Olympics（ロイター）

・FIFA Executive Committee agrees major governance reforms & Ethics structure（FIFA）

 

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