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勉強と進路

中学生になったらどこでプレーするの?卒業後の4つの進路

2011年10月 4日

キーワード:セレクション進路

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6年生の選手&保護者にとって、頭を悩ませるのが「進路」という問題。小学生までは地元のクラブでプレーしていたけど、中学進学を目前に控え、どこのクラブに入るのがいいのか? どうすればJクラブのアカデミー(下部組織)に入れるの? など、頭を悩ませている人は多いと思います。そこで今回は、「中学年代の4つの進路」について、説明します。
 
中学年代(Jrユース)の進路は、
 
1:中学校の部活
2:中高一貫校の部活
3:Jクラブのアカデミー(下部組織)
4:街クラブ
 
の4つに分けることができます。
 
 

■『1:中学校の部活』でプレー

1の中学校の部活は、もっともポピュラーな進路と言えます。進学先の中学校にサッカー部があれば、入部届けを出すだけで入ることができます。自分が住んでいる地域から、通うことができる距離に街クラブがない場合、中学校の部活でサッカーをするのが一般的です。部活のメリットは、学校と一緒になっているので、通う時間が必要ないこと。デメリットは、サッカーの知識を持った指導者が、必ずいるとは限らないことです。また、サッカー部がない学校もあるので、事前に調べておいたほうがいいでしょう。
 
 

■『2:中高一貫校の部活』でプレー

2の中高一貫校は中学受験をして入学するため、その学校に合った学力が必要になります。多くの学校は体験入学や練習会などを実施しているので、インターネットなどで情報を仕入れ、参加してみることをおすすめします。サッカーに特化した中高一貫指導といえば、「JFAアカデミー」があります。セレクションに受かれば、寮に入り、寄宿舎制で6年間、専門的な知識を持った指導者のもとでサッカーをすることができます。(詳細はこちら。福島校のみ、中高6年間。熊本宇城は中学3年間のみ)
 
 

■『3:Jクラブのアカデミー(下部組織)』でプレー

3のJクラブのアカデミーは、グラウンドなどの練習環境、専門の指導者がいることなど、ハードとソフトを兼ね備えています。アカデミーからトップチームへ昇格する道があるので、プロを目指す子供たちの多くは、Jクラブのアカデミーに入ることを目標にします。ただし、Jクラブのアカデミーは狭き門であり、入部できるのは1学年20人前後です。練習会やセレクションに参加し、合格した選手が加入することができます。セレクションの時期はクラブによって異なりますが、9月~11月に実施するところが多いです。
 
 

■『4:街クラブ』でプレー

4の街クラブは、Jクラブのアカデミーのように1学年の人数を決めている場合は、セレクションを実施することもあります。ですが、セレクションを行わず、入部を希望する選手は受け入れるクラブも多くあります。近年は中学校の部活に専門的なコーチがいない場合など、高いレベルを目指して街クラブを選択する選手も多くなっています。
ただし、チームに所属するためには、年会費や月謝なども必要となってきます。金額はクラブにもよりますが、家計との相談も重要になってきます。
 
 

■最終的には子どもの意見を尊重

ここまで、4つの進路について紹介しました。どこでサッカーをするか? は子どもの将来を大きく左右するので、できるだけ多くの情報を集めることをおすすめします。たとえば、インターネットや雑誌で練習会やセレクションの情報を仕入れて参加する。また、練習を見に行き、雰囲気を感じる。希望するクラブがある場合、そこに選手を通わせている保護者に内情を聞いてみるなど、あらゆる手段でアプローチしてみましょう。
 
また、親が子どもに「このクラブへ行きなさい」と押し付けると、子どもはサッカーに情熱を注ぐことができなくなったときに「お父さんがここへ行けと言ったから」などと理由をつけるもの。そうならないためにも、最終的には子どもの意見を尊重するのがいいでしょう。進路は子どものサッカー人生を左右する場合もあります。親子で納得できる結果を得るためにも、情報をたくさん入手して、子どもにあった進路を選びましょう。
 
【この記事を読んだ人にはこちらもオススメ!】
・ 全国各地のセレクション情報(※2014年度情報)
 
 
鈴木智之//
すずき・ともゆき 
スポーツライター。「サッカークリニック」「サッカー小僧」「スポーツナビ」等に、選手育成・指導法の記事を中心に寄稿。著書に「サッカー少年がみるみる育つ! 有名校・強豪チームの現場に学ぶ超効果的指導法」など。近著に、講談社の無料サッカーサイト「ゲキサカ」で300万ページビューを記録した「青春サッカー小説 蹴夢」がある。
 
 
【Next】セレクションについて>>
 
こちらの記事は幼児・小・中・高校生の保護者向け教育情報のサイト「Benesse教育情報サイト」にも掲載されています。
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文/鈴木智之

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