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親子でチャレンジ

クルマでの引率――試合会場への移動する時、子どもや大人はマナーを守ってますか?

2013年1月 9日

キーワード:少年サッカー

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少年サッカーチームにとって、休日ともなれば、あちこちの学校や競技場へと試合のために遠征をするわけですが、こうした施設は駅前に立地していることは少なく、保護者にクルマを出してもらい分乗するケースが多いことでしょう。移動時間や利便性を考えると、子どもたちにとっては、とてもありがたいことのはずです。
 
けれども、いまどきの子どもたちからすると、クルマは日常生活に欠かすことのない“足”となり、乗り慣れたものです。一家に一台の自家用車のある生活は、特別なものではありません。その当たり前という意識が、子どもたちのマナーを希薄にさせてはいないでしょうか。そして、それはハンドルを握る大人にとっても同じこと。もっとも神経を使わなければいけない安全面への配慮に影響すると思うのです。
 
“乗せてもらう側”と“乗せる側”の、それぞれの立場から、もう一度、見直してみませんか?
 

■乗せてもらう子どもたちは、ちゃんとできていますか?

・感謝の気持ちを忘れない
クルマに乗り込む時の「よろしくお願いします!」はもちろんのこと、目的地に到着したら「ありがとうございました!」とお礼を忘れずに。
 
・よごさない
試合が終わったままで汗に濡れたユニフォームや泥のついたシューズは車内を汚します。乗せる側からすると、声をかけにくいところなので、子どもたちには着替えが習慣となるように日頃から取り組ませましょう。
 
・さわらない
 ドアや窓の開閉はドライバーに任せましょう。乗り降りのときに、座席のスライドやリクライニングが必要な場合も、必ず大人が操作するようにします。
 
・ふざけない
 大声での会話は、運転に集中するための妨げになります。また、きちんと座っていないと急ブレーキ時にケガをする原因にもなります。ドライバーが安心して運転に専念できるよう、後部座席でもシートベルトを着用しましょう。
 
クルマ出し当番の決め方は、各チームによって様々な方法があることでしょうが、いずれにしろ、子どもやチームのために善意でクルマ出しを引き受けてくれているはずです。それだけに、大人、子どもに関わらず、チーム全員の共通意識として、事故や違反のリスクをできるだけ取り除くのはもちろんのこと。大切なクルマを傷つけたり汚したりして不快な思いをさせることがないようにしたいものです。
 

■乗せる側の大人は、安全を最優先にすることが大原則

・目的地を確認しておく
仲間を見失っても目的地にたどり着けるように、各ドライバーが事前に行き先を把握しておきましょう。車列を組んで走ると、仲間とはぐれないようにとの意識から、車間距離を縮めたり、無理な車線変更をしたりするので、接触や追突などの事故、あるいは信号無視や一時不停止といった違反を招く原因となります。
 
・クルマ酔いをさせない
タバコの匂いが苦手な子どももいます。直接の煙だけでなく、車内に染み込んだ匂いだけでも
具合が悪くなってしまいます。芳香剤も車酔いや頭痛の原因になります。配車時に担当者が子どもたちに確認をとるようにしたらよいでしょう。
 
・動かさない、近寄らせない
学校施設では、指定された駐車スペースが本来の駐車場として整備されていないことが多く、思わぬところから人が出てくる危険性があります。とくに背の低い子どもたちはドライバーの視界に入りにくいものです。ドライバーは子どもたちが周囲にいる可能性のあるときには絶対にクルマを動かさない。引率者はエンジンのかかっているクルマには子どもを近寄らせないことが重要です。
 
試合の時間に間に合わないからと、無理をして事故や違反をしては、元も子もありません。クルマに酔ってしまえば、万全の状態で試合に臨むことはできません。乗せる側の使命は「子どもたちを安全に試合会場へと送り届ける」ということ。気持ちに余裕をもっていることが大切です。さらに安全面に関しては、ドライバーだけに任せるのではなく、同行する大人たち全員の気配りも欠かせないでしょう。
次回は公共交通機関での引率についてお伝えします。
 
公共交通機関での引率――電車やバスで移動するときに気をつけたい最低限のマナー>>
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取材・文/山本浩之 写真/サカイク編集部

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