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親子でチャレンジ

いつもと違う動きをたくさんすれば、運動能力が発達する? 親子で楽しむコーディネーション

2013年1月 2日

キーワード:コーディネーション親子運動神経

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前回に引き続き、ジュニア年代がもう一度見直したいコーディネーション(運動神経や脳の機能)について、神戸・滋賀・京都・大阪など関西地方でキッズ、ジュニア年代向けのサッカースクールを行うアミティエ・スポーツクラブの練習から紹介します。発達が著しい小学校入学前後に、スピードの上げ下げをしたり、くるくる回ったりといった非日常的な動きをより多く経験することが大切です。それはジュニア年代でも同じで、そして、身体を動かすことの楽しさを見つけ、さまざまな動きを身に付けることは、その後の体力・運動能力の発達に大きく影響します。ボール一つあれば、公園の小さなスペースでも可能な物ばかりですので、今回、紹介する練習メニューを参考に親子でぜひ、一緒に楽しんでみてはどうでしょうか?
 
 
<<ボールひとつあれば親子で一緒に楽しめる!幼少期から始めておきたいコーディネーション 
 
 

■コーチの真似をして、ボールを踏んでみよう!

“足を上げる”という動作は、私たち大人は何気なくやっている動作の一つですが、実は足がしっかりと上がらないキッズ年代の子どもは多くいるといいます。「足が上手く上がらないと、急に方向を変えることが難しいのです。キッズ年代からジュニア年代まで各学年を教えていますが、足を上げるという感覚は難しいもので、小さい頃から出来ていないと、小学校に入ってからもなかなか出来ない子どもも多いです」。アミティエの矢野高大コーチはそう話します。早い段階で“色んな方向に向けるようになる”ことはサッカーをする上で、重要なポイントになります。そこでアミティエが取り入れているのがこの“ボールを踏む”というメニューです。
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まずはコーチが“ボールに右足、左足を交互に乗せる”というお手本を見せ、子どもたちがそれを真似て繰り返します。これが出切ると、“足でボールを前後に動かす”という動作を、そして、“足でボールを左右に動かす”という動作を繰り返していきます。最初はうまく行かずに転んでいく子どもたちも多くいますが、繰り返すことでしっかりと膝が上がるようになり、バランス良くリズミカルにこなせるようになります。これらの感覚を学ぶとドリブルしていてもピタっと止まれるようになるので、ジュニア年代でも徹底してみる価値はあるでしょう。
 
 
トンネルシュート
“足を上げる”という動作とともに、キッズ年代の子どもたちが苦手とする動作がもう一つあります。それが“反転する”という動作です。皆さんもお子さんを見られていて気づかれているかもしれませんが、この年代の子どもたちは走り出した場合、急に方向を変えることが出来ず、大きな弧を描きながらゆっくりと方向転換をします。ですが、サッカーの場合、走る方向は360度。方向転換は頻繁に起きる動作の一つでもあります。
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アミティエがそういった動作を身につけるために取り組んでいるのが「コーチに顔を向けて足を開き、その間にボールを転がす。そこから子ども反転して追っかけて、シュート」という練習メニューです。クルっと反転するという普段しない動作を、ボールを使いながら楽しくやることで、子どもたちに反転するという動作を身体に染み付けていきます。
 
ポイントは2点。この2つはどの練習メニューにも言えることでもありますが、
 
①練習メニューに分かりやすい名前をつけてあげる
矢野コーチによると、今回の“トンネルシュート”のように子どもたちでもイメージしやすい名前をつけるだけで、子どもたちが楽しみやすくなり、取り組みの意識が変わるといいます。例えば、ボールを持って鬼ごっこをする際も、 “ドライブ”という子どもたちに伝え、手でボールを動かす動作を加えるなどという事も有効です。サッカーを通じて、非日常の動作を体験させることが重要で、そのための工夫が必要なのです。
 
②飽きさせないためにもバリエーションと工夫を
これはキッズ年代だけでなくジュニア年代にも言えることかもしれません。年齢が低ければ低いほど集中力は長く持ちません。同じ練習メニューを繰り返すのではなく様々なメニューを用意しながら、子どもたちの楽しさを継続させることが、練習が上手く行く秘訣です。例えばこの練習メニューでも、まずは1人で初めて、ある程度繰り返すと、次は2人に変えて、競争の要素を加えます。すると、子どもたちは新たな練習メニューと捉え、意欲が再び沸くのです。
 
今回の練習メニュー紹介でもありましたが、最初はボールを手で触っても問題ありません。非日常の動作をサッカーに当てはめた遊びに取り組むことで、コーディネーションを育みます。その積み重ねが自然とサッカーの基礎へと繋がっていくのです。また、アミティエの場合「お昼寝前に運動させて、ゆっくり寝てもらいたい」という親御さんがいるようにこれらの練習メニューは忙しいお母さんたちのアシストとなるかもしれません。
 
今回、紹介した練習メニューを親子でチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

アミティエ・スポーツクラブ//
神戸・滋賀・京都・大阪など関西でキッズ、ジュニア年代向けのサッカー、フットサル、野球スクールを運営する総合スポーツクラブ。コーチたちが所属するトップチームは今年、関西社会人リーグで優勝。全国大会にも出場した強豪チームでもある。詳しくはコチラ
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取材・文・写真/森田将義

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