練習メニュー

2017年9月 8日

リフティング練習法 上達のコツは回数じゃない!小学生もできる上達2大ポイント[動画付き]

ポイント2.
3つの関節を動かそう
もう一つのポイントは、関節をしっかり動かすことです。人間の身体は足首と膝と股関節の3か所が動き、これらにはそれぞれ内側にひねる内旋と、外側にひねる外旋という動作があります。これらの関節を満遍なく動かすために、キックの種類を偏りなく行うように意識しましょう。
インステップでボールを触れば、足首の関節を動かすことができますし、インサイドやアウトサイドでボールを触れば、膝・股関節を動かすことができます。アウトサイドでボールを触る際に気をつけたいのは、ボールの位置です。アウトサイドでボールを触る際は、足を外側に開ける選手が多いのですが、股関節を内側にひねるために足を前に出してボールを触るのが理想的なタッチです。
【NG】間違ったアウトサイドでのボールタッチ
【OK】理想的なアウトサイドでのボールタッチ
最後にリフティングの見本を動画で紹介するので、2つのポイントを意識して、ぜひ皆さんも真似してみてください。
インステップのリフティング

インサイドのリフティング

アウトサイドのリフティング

三木利章(みき・としあき)
プロサッカーコーチ。主に少年サッカーチームやジュニアユースチームの指導、スクール主催などの精力的に活動。育成年代で一番大切な『個』の技術・戦術の向上を目指し、実践で生かせる個人スキルを身につける指導を行っている。
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