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香川真司選手のシュート②

公開:2014年3月 1日 更新:2014年2月28日

キーワード:コントロールシュート

【練習の目的】
●シュート技術の向上
 
 
<2012年9月29日 プレミアリーグ第6節マンチェスター・U VS トッテナム>
 
2点ビハインドで迎えた後半34分、ロビン・ファン・ペルシーの絶妙なスルーパスをゴール前で受けた香川真司が左足のインサイドでボールを身体の内側に巻き込みながら反転。迫りくる相手ディフェンダーから逃れるように左方向にボールを持ち出すと、左足を一閃。チームを鼓舞する追い上げ弾を決めた。
 
 
■一般的なセオリー
 
一般的なセオリー01一般的なセオリー02一般的なセオリー03一般的なセオリー03
 
 
左足インサイドトラップ→右足シュート
 
【やり方】
1.左足インサイドでコントロール
2.右足シュート
 
 
■香川選手の選択
 
香川選手の選択01香川選手の選択02香川選手の選択03香川選手の選択04
 
 
左足トラップ→右足インサイドの持ち出し→左足シュート
 
【やり方】
1.左足インサイドでトラップしながら反転
2.右足インサイドで持ち出して
3.左足シュート
 
【ポイント】
1.相手ディフェンダー間でパスを受ける
2.つねに相手ディフェンダーの届かないスペースにボールを置く
3.トップスピードでおこなう
 
 
■相手ディフェンダー間でボールを受け、相手のいないスペースにボールを置く
 
ペナルティエリア内では、基本的に相手ディフェンダーが密集しスペースがないため、ボールを持って侵入するのは困難です。ドリブルで侵入していけば、たちまちのうちに屈強なディフェンダーに囲まれボールを奪われてしまうため、少ないタッチ数で時間をかけずにシュートまで持ち込むのがセオリーです。
 
ところが、香川選手はペナルティエリア内の狭いスペースを見つけ、トップスピードで侵入していくことを得意とします。このシーンでも、相手ディフェンダー間でボールをもらい持ち前のテクニックとスピードで相手ディフェンダーが届かない位置にボールを運び、ゴールに結びつけています。
 
香川選手のように小さい選手は、相手ディフェンダーに接触されるとボールを奪われてしまう可能性が高いので、トップスピードを維持しながら接触されない位置取りやコース取りを選択する必要があります。しかし、ゴールから遠ざかっては元も子もありまえん。この場面でも相手がいなく、かつゴールに迫るコースを選択しています。
 
香川選手は身体が小さいという自分の短所を理解し、俊敏性という武器を最大限に活用する選択をして、ゴールを奪いました。まずは自分の特徴を理解し、そのなかでどのようにプレーすることが最適かを考えることから始めましょう。
 
香川選手のシュート①>>
 
■実演
菊池コーチ
菊池健太コーチ
考える力が身につくサッカースクール「シンキングサッカースクール」
考えることを楽しみ、チャレンジすることを楽しむサッカースクール。子どもが考えること、チャレンジしやすい環境を心がけ、心からサッカーを楽しむことを目指している。
 
構成/文 出川啓太(サカイク編集者)
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