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2018年1月 7日

悲願の初優勝へ!6発快勝の前橋育英が2年連続決勝進出

キーワード:選手権高校サッカー

第96回全国高校サッカー選手権大会

準決勝 前橋育英 6(3-1、3-0)1 上田西

2018年16日(土)1420キックオフ/埼玉県・埼玉スタジアム2002/観客21,245人/試合時間90分

<得点者>
前橋育英
⑤松田陸(前半24分)
⑩飯島陸(前半27分)
⑧五十嵐理人(前半35分)
五十嵐理人(後半18
飯島陸(後半41分)
㉗釣崎椋介(後半45+1分)

上田西
⑩根本凌(前半29分)

前半立ち上がりは名門・前橋育英に対して、上田西が3トップを裏に走らせるようにロングボール主体で挑んでいった。その時間帯を耐えた前橋育英は前半24分、左CKから⑤松田陸が先制点。その3分後には⑩飯島陸が追加点で突き放した。このまま勢いに乗ると思われた29分、⑩根本凌に1点を返されて今大会初失点を喫する。しかし、その後は4点を追加するゴールラッシュで、前橋育英が昨年に続く2年連続の決勝進出を決めた。

【取材・文:篠幸彦(フリーライター)、写真:高橋学】

PH前橋育英×上田西.jpg

■またも圧巻のゴールラッシュ 前橋育英、気を抜かずに決勝へ

シュート31本で6得点。この数字だけでいかに力の差が出た試合だったかがわかる。初出場でベスト4入りを果たした上田西は、ここまでやってきたスタイルで果敢に挑んだ。しかし、それに慌てることなく、確実に跳ね返し、丁寧にボールをつないでいく前橋育英に徐々に飲み込まれていった。そして前半24分、左CKから⑨田部井悠が蹴ったニアのボールを⑤松田陸がフリックして右のサイドネットに流し込んで先制点。「あれで少し落ち着いた」と前橋育英・山田耕介監督は振り返った。

そしてその3分後に⑩飯島陸が今大会自身6点目となるゴールで追加点。そこからは前橋育英の多彩な攻撃に上田西はただほん弄され続けた。35分には⑧五十嵐理人がスルーパスで抜け出して3得点目が入ると、後半にも⑧五十嵐と⑩飯島がもう1点ずつを追加。アディショナルタイム1分には㉗釣崎椋介が6点目を決めて終了のホイッスルが鳴った。今大会初の失点を許してしまったものの、圧巻のゴールラッシュで昨年敗れた選手権決勝の舞台に再び帰ってきた。

その昨年敗れた青森山田との決勝では、05という衝撃的なスコアで惨敗した。「昨年度、決勝に敗れてとにかくもう一度埼スタに戻ってくるということで、一年間、選手たちやスタッフみんながその思いを持ってやってきた。最後、その思いを込めて決勝を戦いたい」(前橋育英・山田監督)と、この舞台への思いは並々ならぬものがある。

その思いはこの日2得点を決めた⑩飯島にも宿る。「昨年のリベンジをするために、また決勝に戻って来られてうれしく思うけど、ここでもう一度気を引き締めたい」と、決勝の舞台に舞い上がってしまった昨年とは違う心境を語った。

決勝の相手は今年度のインターハイ準決勝で敗れた流通経済大柏だ。それに対し、「流経は勝負強い。その勝負強い相手に勝てる力があると思う」とリベンジに燃える⑩飯島。しかし、その宿敵に勝つには無失点で決勝まで登ってきた鉄壁を破らなければならない。その自信を聞かれると「全然取れない相手ではないので、しっかりと自分が決め切ること。チームで崩せれば絶対にチャンスは来る。それを決めるだけ」と、ここまで7得点で得点ランキング首位を走る自信をみなぎらせた。

⑩飯島はあと3ゴールで大迫勇也の一大会10得点という大記録に並ぶ。「1試合で3点取るのは厳しいけど、目指していきたい」と、厳しい条件でもここまできて狙わない理由はない。前橋育英の悲願である選手権初優勝を成し遂げるため、今最も勢いに乗る背番号10が決勝の舞台でもゴールをどん欲に狙う。

この試合のさらなる詳細はこちらから

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文:篠幸彦(フリーライター)、写真:高橋学

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