多くの競技で有名選手を輩出し続けている順天堂大学が、女性アスリートのコンディション管理に関する研究拠点の構築を目指し女性スポーツ研究センター」を設立した。本郷・浦安病院における、女性アスリート外来を開設予定であることも発表され、女性特有の悩みに積極的に対応できるような体制を構築する。

 

女性にフォーカスしたスポーツ環境は、先進国を含めて多くの地域で未整備となっており、トレーニングや心身のケアなどが男性と同じアプローチで完結している場面も多いのが現状。今回の順天堂大学の取り組みは、日本における女性アスリートの成長に長期的な視点で貢献していくことが期待される。