スペインのバルセロナFCは現地時間27日に記者会見を開き、ジョゼップ・グアルディオラ監督が今シーズン終了後に退団すると発表した。

 

同監督は08-09シーズンにフランク・ライカールト現サウジアラビア代表監督の後を継ぎバルセロナ指揮官に就任すると、初年度からスペインのクラブでは史上初となる国内リーグ、カップ、欧州チャンピオンズリーグを獲得する3冠を達成した。その後も国内リーグ3連覇、欧州チャンピオンズリーグ優勝2回、クラブワールドカップ優勝2回などを含む13タイトルを獲得。ショートパスを繋いで相手を圧倒するスタイルは大きく賞賛された。

 

本人はビッグクラブを率いるプレッシャーと、それに伴う精神的疲労を退団理由に挙げた。今シーズンはリーグではレアル・マドリーの優勝がほぼ確実となっており、チャンピオンズリーグでも準決勝で敗退し、グアルディオラ監督の采配にも疑問符と批判が出ていた。今後はしばらく休暇を取り、次の挑戦に向けて英気を養うものと見られる。

 

バルセロナは国内カップで決勝に進出しており、もうひとつタイトル獲得の可能性がある。

 

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