ユアテックスタジアム仙台で23日、被災地でスポーツに取り組む子どもたちを支援する慈善試合「クリスマス・チャリティーサッカー」が行われた。この試合はJリーガーが加盟する日本プロサッカー選手会が集めた義援金で開催され、無料で招待された約1万4000人の観衆が集まった。

 

東北に縁のある選手たちで編成された「東北ドリームス」と、選手会が選抜した「ジャパンスターズ」が対戦し、4-2でジャパンスターズが勝利した。オランダ、ドイツなどでプレーする各選手や元日本代表などの豪華メンバーを集められて行われた試合は、終始リラックスしたムードで進められた。ゴールが決まる度に手の込んだパフォーマンスを披露し観客の笑いを誘う場面や、コンディションの問題から試合には欠場した日本代表の内田と香川がアシスタントレフェリーを務める一幕もあった。

 

試合後の各選手は一様に、来てくれたお客さんを楽しませたい、喜ばせたいと話していた。その希望通りにピッチにもスタンドにも笑顔があふれ、関係者の誰もが満足出来る試合だったようだ。