東北の元気を届ける『仙台だより』

2011年8月20日

「宮城のため」にベガルタ仙台ジュニアの戦い(1/2)

しかし、郷家友太選手がPKを決めて再度突き放しました。2部練で鍛えて、午前の試合後食事と睡眠をしっかり取ったベガルタ仙台ジュニアの選手は、最後まで足が止まらず3-2で勝利しました。勝てば決勝トーナメント進出が決まる3日目午前の鳥取県代表FCアミーゴ戦は、前半に先制されましたが、前半終盤に土川竜之介選手のゴールで追いつき、後半DFの工藤蒼生選手がドリブルで最終ラインから突進し、そのままゴールを決めて逆転。さらに郷家友太選手のヘディングシュートがダメ押しとなり、3-1で快勝。見事、決勝トーナメント進出を勝ち取りました。

追いつかれたり、先制されたり、苦しい展開の試合が多かったですが、失点しても「取られたら取り返す」と見る者を魅了する攻撃サッカーを貫いたベガルタ仙台ジュニアは、チーム史上初のベスト8進出を達成しました。

取材・文・写真/小林健志

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