緊張は小さくできる!「あがらない体」のつくり方

2017年3月27日

失敗が怖いときは、やるべきことをシンプルにしてあげると緊張は小さくなる

■失敗や評価への不安からくる緊張の対処法

1.まずはしっかりと話を聞いてあげる
やみくもに、「緊張しないで、いつも通りに」と言っても緊張は取れません。 「何が怖いのか」をしっかりと聞いて吐き出させてあげましょう。
2.やるべきことをシンプルにしてあげる
例えば私がよくやるのが「サッカーって、どうしたら勝てる?」という質問です。
すると選手は「相手よりゴールにボールをたくさん入れたら勝てる」と答えます。「じゃあ、とにかくボールをつないでゴールにいれることだけ考えよう!」というように、やることをとにかくシンプルにしていくのです。
「勝ち負けやミスなどはどうでもよい。とにかくボールをつないでゴールを目指す。」というシンプルなメンタルに持って行きます。
テニスであれば、とにかくボールに食らいついて、相手の取れないところに打つ。水泳であれば、誰よりも先に壁にタッチする。という具合です。
余計な考えが外れ「やるべきことに意識を集中する」ことが出来ると、緊張は小さくなります。
まずは、しっかりと話を聞いたうえで、やるべきことをシンプルにしてあげてみてください。 次回は「緊張の原因となる5つの要因」から『2.自信のなさ』についてお伝えします。
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石津貴代/メンタルトレーナー
株式会社リエート 代表取締役社長
日本代表、プロ選手などトップアスリートから会社経営者・教育現場でこれまでのべ5,600人以上のメンタルコンディショニングを行う。現在はプロ野球、プロテニス、競輪、格闘技、陸上競技、ラグビー等のトップアスリート、経営者やライフプランナー等のトップビジネスパーソンを中心に50名以上と個人契約。プロ野球チームをはじめ、各競技の指導者向けのトレーニングも実施している。
Lieto-Mental Conditioning

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