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あなたが変われば子どもは伸びる![池上正コーチングゼミ]

U-8で筋トレは早い? 細い子が多いチームでキック力とドリブルを身につける方法を教えて

公開:2019年12月20日 更新:2019年12月22日

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■練習の成果を試合で出すための教え方とは

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(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)

 

大会に行って、「顔を上げて見なさい」「よく見てパスしろ」「考えて動け」といった声がベンチから飛びますが、顔を上げて見るための実践練習を多くのチームがしていません。下を向いてドリブルするドリルトレーニングばかりやっていては無理なのです。

ゲームには、パスをする、シュートを打つといったサッカーに必要な要素が、当然ではありますが全部入っています。

パスを出すときに「正確に出すにはどうしたらいいのかな?」と問えば、子どもたちは味方を探すために顔を上げるようになります。

ドリブルで突進してしまう子には、「どうして? こっちこんなに空いているよ。見た?ドリブルしているとときに」と伝えます。

一方で、最近はよく勉強するコーチも出てきたので、普段から試合形式で練習するチームも多くなりました。そういうチームの子どもは、大会でも練習と同じことができます。練習で試合をしているからです。

 

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池上 正(いけがみ・ただし)
「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。
大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。
12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさい サッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。

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コーチからの【チーム指導の悩み】に池上正さんがお答えします(例:年代がバラバラなチームの練習メニューなど)※記事になります
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文:島沢優子

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