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蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~
運動に無縁だったから、本気でサッカーしたい我が子のサポートの仕方が分からない問題
公開:2026年4月15日
■スポーツ経験が無くても良いサポートができる親もいる 「Good」タイプの親とは
(写真は少年サッカーのイメージ ご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)
私がそう考えるのは、スポーツ経験のないグッドタイプ(Good type)の親御さんも確かに存在するからです。
「やったことがないからわからないけど、よくそんなにずっと走っていられるね。偉いね。しかも手じゃなくて足でボールをコントロールするなんてすごいね」
そんなふうに、自分たちがわからない、想像もつかないことをやっている子どもをこころから尊敬する保護者です。そういう人たちのもとで育つ子どもは、何をやっても伸びます。つまり、親がサッカー経験者であろうがなかろうが関係ないということです。
例えば、「悔しい」とか「負けたくない」といった感情を思い切り出して一生懸命サッカーに取り組むことが、「サッカーで伸びる子ども像」だと思い込んでいないでしょうか。
1年前の相談でご紹介したサカイクの柴崎岳選手(鹿島アントラーズ)のインタビューを紹介します。(※該当記事は関連リンクの上から2番目)
彼はそこで「母はいわゆる、ママ友応援団という感じで応援に来ていました。ピッチの外からワーキャー言っていましたね。○○しなさいとかではなく、単純に子どもたちのプレーに対して『惜しい~』などとリアクションする程度でした。母は僕のサッカーに対しては何も言わなかったです」と述懐しています。
運動経験がなくても、いくらでも子どもを伸ばせます。心配ありません。上辺の成果ではなく、お子さんがいかに頑張ったか、楽しんでいるかにぜひ目を向けてください。

島沢優子(しまざわ・ゆうこ)
ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『東洋経済オンライン』などでスポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実 そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート 夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』(講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシムの遺産 彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館)『教えないスキル ビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向けの講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。新著は「叱らない時代の指導術: 主体性を伸ばすスポーツ現場の実践 」(NHK出版新書)
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