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蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~

親同士にも溝ができるなら、団体競技は選ばないほうが良いでしょうか問題

公開:2026年3月18日

キーワード:ゴールチームメイトチーム貢献上の学年島沢優子情けは人のためならず新人戦飛び級

■アドバイス③情けはひとのためならず。ほかの親への配慮も必要

(写真は少年サッカーのイメージ ご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)

そして最後に。

私は、「(息子さんが)チームに貢献出来るよう食らいついてとても達成感と楽しさで続けておりました」と語ったにもかかわらず、息子さんが所属していたチームのことを「弱小チームなのですが」とわざわざ書かれていることに違和感を覚えました。

それに加え、「チームとして勝ち上がりと思って今までは応援していたはずなのに」と他の親御さんを責める発言もあります。

親たちは大人の態度としてチームを応援するでしょう。しかしながら、例えばわが子が試合に出ていない親の悔しさ、上の学年に自分の子どもは行かせてもらえないといった落胆だってあったはずです。

もしまた息子さんが何らかのスポーツをするときは、そのような他の親御さんの葛藤や複雑な感情にも配慮できるといいですね。その配慮が、ご自分というよりも、お子さんに返ってくるはずです。

「情けは人のためならず」です。

 

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島沢優子(しまざわ・ゆうこ)

ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『東洋経済オンライン』などでスポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実 そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート 夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』(講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシムの遺産 彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館)『教えないスキル ビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向けの講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。新著は「叱らない時代の指導術: 主体性を伸ばすスポーツ現場の実践 」(NHK出版新書)

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構成・文 島沢優子

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