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蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~
寝ても覚めてもサッカー。戦術を自分で考えるなど熱心だけど仲間に文句ばかり言うのでもう試合を見に行きたくありません問題
公開:2025年8月20日
■子どもが今学ぶべきことは......
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(写真は少年サッカーのイメージ ご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)
恐らく息子さんが学ぶべきは「他者の気持ちを汲む力」です。お母さんが傾聴し続けることで、それを汲めたとしたら「じゃあ、次は『君を責めているんじゃない。ミスは誰でもあるから』って言ってみるね」などと解決策に気づくかもしれません。
このように、起きたことすべてに対し「息子が成長するには、自分はどうすればよいか?」というマインドセットを維持すること。
子どものピンチは成長のチャンスです。そのように考えると、息子さんを落ち着いて観察できるかと思います。

島沢優子(しまざわ・ゆうこ)
ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ 新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『 東洋経済オンライン』などでスポーツ、 教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に 詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実 そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシ ュート 夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界 を獲るノート アスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』 (講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシム の遺産 彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッ カーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館) 『教えないスキル ビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新 書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向け の講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグ リティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、 朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。新著は「叱らない時代の指導術: 主体性を伸ばすスポーツ現場の実践 」(NHK出版新書)
構成・文 島沢優子
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