1. サカイク
  2. 連載
  3. 蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~
  4. コーチの差別的な対応があってサッカーをやめてしまった問題

蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~

コーチの差別的な対応があってサッカーをやめてしまった問題

公開:2020年7月22日

■待っていても子どもが動き出さなかったら?

shimazawa_column90_02.jpg
(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)

 

最後、三つめは、お子さんの気持ちを考えること。

ご自分の焦りや感情に向き合うのではなく、「いま、この子はどんな気持ちなんだろう?」と考えてみてください。

好きで始めたサッカーがうまくいかなかった。息子さんは大いに傷ついているはずです。

傷を癒せるよう、少し休ませてあげてください。

「せっかく頑張ろうとしていた矢先だったのに残念だったね。でも、また他のところでやってもいいし、サッカー以外のことをしてもいいよ。いつも応援してるよ」

そんな言葉をかけてあげてください。

そして、息子さんが自分から動き出すのを待ってください。

なかなか動き出さなかったら?

もう一度、「いま、この子はどんな気持ちなんだろう?」と観察してください。

動き出すペースは人それぞれです。お母さんのペースを押し付けず、「放置する勇気」を奮い起こしましょう。

 

DSC_0873_200.jpg
島沢優子(しまざわ・ゆうこ)
スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実 そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート 夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てる テニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。
最新刊は『世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。

前のページ 1  2

あなたが抱えるお悩みに、先輩サッカーママ島沢優子がお答えします! ※記事になります

※ご相談者様のお名前、チーム名等は記事に掲載いたしませんのでご安心ください。

最新ニュースをLINEでチェックしよう!
友だち追加
サッカー少年の子育てに役立つ最新記事が届く!サカイクメルマガ
文:島沢優子

蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~コンテンツ一覧へ(89件)

コメント

  1. サカイク
  2. 連載
  3. 蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~
  4. コーチの差別的な対応があってサッカーをやめてしまった問題