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お父さんコーチや少年団にオススメのトレーニング特集

判断力・認知能力を高める!「運動脳トレ」で見る・考える・動くを同時処理するトレーニング

公開:2026年6月 4日

サッカーの指導を学ぶことができる動画配信サービス「COACH UNITED ACADEMY」では、指導経験の浅いコーチに向けて、U-8~U-12年代を指導する際の参考になる動画を配信中だ。

今回のテーマは「判断が遅く、プレーがうまくできない選手のための、認知能力を高める運動脳トレ」。

判断が遅い、考えてから動くまでに時間がかかる。そうした課題を抱える選手に対して、脳機能の向上や神経伝達機能の強化を目的とした「運動脳トレーニング」を紹介したい。

「見る・聞く・考える・ボールを扱う」という複数の動作を同時処理する力は、サッカーに直結する能力だ。

今回は、豊島学院高校サッカー部監督で公認ライフキネティックトレーナーの小島学氏に、誰でも取り組める運動脳トレを実践してもらった。

「笑顔OK、失敗OK。考えてさえもらえれば効果が得られる」と語る小島コーチは、どのようなトレーニングで、選手たちの認知能力を引き出していくのだろうか?(文・鈴木智之)

この記事の動画が「無料」で見れる!
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早取りゲームで認知と反応を鍛える

最初の動画テーマは「脳と体を繋げる基本トレーニング」。

トレーニングとして「背中合わせ早取り」を行う。

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2人1組でボールを挟んで背中合わせに立ち、笛の合図でステップを踏みながら、コーチの指示に従って体の各部位を触り、最後にボールやマーカーを奪い合うトレーニングだ。

小島コーチはまず「普段は脳みそのコンセントが抜けている状態なので、トレーニングで差し込んでいく。失敗してもよくて、笑顔でOK。考えてさえくれればコンセントが刺さっていく」と選手たちに伝え、チャレンジすることへの心理的なハードルを下げた。

はじめはコーチが「肩」「膝」「靴」などの部位を言い、言われた部位をそのまま触るシンプルな内容からスタート。最後に「ボール」というので、どちらが早くキャッチするかを競い合う。

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慣れてきたところでボールだけでなく、黄色・青のマーカーを加え、「黄色と言われたら青を取る、青と言われたら黄色を取る」という逆指示ルールへと発展させていく。

さらに難易度を上げ、「ボール」と「頭」を入れ替えるルールを追加。ボールが頭の代わりになるため、「頭」と言われたらボールを取り、「ボール」と言われたら自分の頭を触るという複雑な処理が求められる。選手たちが混乱しながらも笑顔で取り組む姿が印象的だ。

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小島コーチは「逆側に体を向ければ取りやすい」といった動きのヒントも与え、認知だけでなく体の動かし方も同時に意識させていく。

動画ではボールを使い、様々な動きをするトレーニングが収録されているので、詳細はCOACH UNITED ACADEMY動画で確認していただければと思う。

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ヘッドかキャッチか。複合条件で判断力を磨く

続く動画のテーマは「認知課題を解消する、複合トレーニング」。指示と逆の動き、動きの記憶、簡単な計算、想像力などの要素が含まれたトレーニングだ。

ここではペアでボールを投げ合いながら、指示に応じてヘディングか両手キャッチかを使い分ける「ヘッドキャッチ」を行う。

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最初はオーソドックスに行い、続いて「ヘッド」と言われたらキャッチ、「キャッチ」と言われたらヘディングという逆指示で実施。その他、何も言わなかったら足でクッションコントロールなど、どんどん複雑になっていく。

慣れてきたところで足の動きが加わり、「ヘディングのときは右足を前に、キャッチのときは左足を前に」という条件が追加される。

さらに1から4の数字に各動作を対応させた上で、投げる側が「1+1は?」などの計算式を言ってから投げ、答えに即した動作をするルールへと発展。

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続いて、投げる側が「4」など数字を伝えて、その文字数(ヨン・2文字)に応じた動作を行っていきます。

最終段階では「動物か果物を1つ言ってから、数字を言って投げ、それに即した動作をする形式に移行していった。

今回紹介したトレーニングは特別な道具をほとんど必要とせず、練習前のウォームアップや隙間時間にも取り入れやすい。

笑顔で失敗しながらも、考え続けることが認知能力向上の鍵であり、継続して取り組むことで選手たちの判断スピードは変わっていく。

ぜひ動画を見てトレーニングのポイントを学んでいただければと思う。

この記事の動画が「無料」で見れる!
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【講師】小島 学/
16歳からコーチングの勉強を始め、少年団の指導を開始。日本体育大学在籍中には、バディスポーツクラブ・ジュビロ磐田セントラル沼津・都立府中西高校サッカー部外部監督などで指導経験を積み、スポーツメンタルの第一人者である高妻容一さんよりスポーツ心理学を学ぶ。
卒業後に豊島学院高等学校・昭和鉄道高等学校に赴任し、サッカー部の監督となり、東京都高体連サッカー専門部地区選抜監督を経験。ライフキネティックトレーニング(運動脳トレ)を始め、様々なスポーツに関する資格を取得する。
2023よりエリースとしま(社会人関東1部)と提携、東大ア式サッカー部監督・コーチより理論を学ぶ。
2024より苫米地式コーチング認定ヘッドマスターコーチの青山龍さんより、PX2(最新認知脳科学に基づく次世代教育プログラム)の個別指導を受ける。
現在は豊島学院高校サッカー部顧問を主軸に、ソレイユFC(文京区)・飯塚FC(川口市)でアドバイザーとして活動し、サッカー以外のスポーツ少年にも「ライフキネティックトレーニング」「身体の使い方」「スポーツメンタル」などを指導している。
また、エジミウソンファンズアジア代表理事の林善徹さんと提携しチャリティー活動にも励んでいる。

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