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お父さんコーチや少年団にオススメのトレーニング特集

ゾーン制約とゲーム形式で理解を深める!ビルドアップの判断力を高める、実戦トレーニング

公開:2026年4月16日 更新:2026年4月17日

サッカーの指導を学ぶことができる動画配信サービス「COACH UNITED ACADEMY」では、指導経験の浅いコーチに向けて、U-8〜U-12年代を指導する際の参考になる動画を配信中だ。

前回より、TEC-TAC FOOTBALL TRAINING代表の砂川太希氏による「ビルドアップの指導が苦手なコーチでも出来る!パス&コントロールとポジショニングの基本」をテーマにしたトレーニングを公開中。

ビルドアップはレベルの高い選手が取り組むものというイメージを持つ人も多いかもしれないが、正しいコントロールやパスの方向、ポジショニングといった基礎的な要素は、低学年のうちから身につけることができる。

今回は「前進する為の原理原則を学ぶ」をテーマに、ゾーン制約を活用した「6対5のビルドアップトレーニング」と「5対5+ゴールキーパー」のトレーニングを実践してもらった。「ビルドアップをどう教えればいいかわからない」というコーチは必見だ。(文・鈴木智之)

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ゾーン制約で攻撃側に数的優位を作る

最初のトレーニングは6対5。ビルドアップ側とプレッシング側に分かれて行う形式だ。ビルドアップ側はライン突破、プレッシング側はボールを奪ってシュートを決めることが目的となる。

ここでは、守備側の選手が「自分のいるゾーンから動けない」というルールを設定。砂川コーチは「人数が多くて難しそうに見えるかもしれないが、守備がゾーン内しか守れないので、攻撃側がより有利な状況でトレーニングできる」と説明する。

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攻撃側はキーパーを含めた後ろ3人、中盤2人、前1人で構成。守備側はそれぞれのゾーンに配置され、ゾーンをまたいで追いかけることはできない。

この設定により、各ゾーンで攻撃側が数的優位を持てる場面が生まれやすくなる。

砂川コーチは「このゾーンに相手は何人いる? 2人だよね。自分たちは3人。自分たちの方が人数が多いから、より確実なプレーができるはず」と選手に伝え、数的優位を意識しし、落ち着いたビルドアップを促した。

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ほかに、砂川コーチはデモンストレーションを交えて、サイドの選手がボールを受けた時に、どの方向にコントロールしながら、スペースに入っていくかを実演。

ただパスを繋ぐだけでなく、ドリブルでスペースにボールを持ち出すことで、相手のラインを突破する、効果的なビルドアップができることを示していった。

その他、選手のプレーにおけるアドバイス、丁寧なコーチングはCOACH UNITED ACADEMY動画に収録されているので、ぜひ全容を確認してほしい。

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2つの得点方法でビルドアップを意識させる

続くトレーニングのテーマは「ビルドアップの基本戦術の理解」。5対5+ゴールキーパーのゲーム形式を通じ、実戦の中でビルドアップを学んでいく。

このトレーニングには得点方法が2つある。ビルドアップ時は「前方のラインを突破すること」で1点。プレッシング時は「前線でボールを奪ってゴールにシュートを決めること」で1点を得ることができる。

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砂川コーチは「相手が来ているときのコントロール、来ていないときに何ができるか、前に進むためにどこにどんなスピードのパスを出すかを考えながらやろう」と促した。

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ゲームの中で砂川コーチが強調したのが「深さを取ること」と「詰まったら逆サイドに変えること」だ。

相手が半面に集まっている場面では「半分のコートに全員入ってきている。奥が広いよね」と選手に示し、スペースのある方向へ意識を向けさせた。

どこにコントロールすれば、次のプレーが楽になるか

さらに中央でボールを受ける選手が、どの身体の向きで、どの位置にコントロールすれば、逆サイドへ素早くパスを展開できるかを説明。

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「奥へパスを通して2対1、もう1人加われば3対2の状況が作れる。そういうイメージで前に進もう」

ポジショニングとパスのコンビネーションが、数的優位を作りながらのビルドアップにつながることを、実際のプレー場面から伝えていった。

その他、「ファーストタッチの重要性」「どこにコントロールすれば、次のプレーが楽になるか」など、技術的な部分にもフォーカスして指導しているので、詳細はCOACH UNITED ACADEMY動画を確認していただければと思う。

フットサルコートという小さなグラウンドでも、工夫次第でビルドアップのトレーニングは十分に実施できることがわかるはずだ。ぜひ動画を見て、トレーニングのポイントを学んでいただければと思う。

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【講師】砂川 太希/
TEC-TAC FOOTBALL TRAINING代表
18歳からサッカーコーチを始め、これまでキッズ、ジュニア、ジュニアユース、ユース、大学社会人年代の指導に携わる。2022年まで東京23FCにてスポーツダイレクター(チーム強化)・アカデミー統括(U-18監督)を努めた後に、2023年から2シーズン、スペイン・バルセロナの街クラブで中高生の指導に携わる。
帰国後は定員10名の少人数個別指導を行うサッカースクール「TEC-TAC FOOTBALL TRAINING」を東京蒲田、横浜鶴見、千葉流山、千葉松戸の4カ所で展開。
合わせて、流山を中心に活動するジュニアチーム「CFラージョ」を立ち上げ。
2026シーズンからはJFLのY.S.C.C.コーチとFC PHOENIX(東京都1部)監督を務める。

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