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お父さんコーチや少年団にオススメのトレーニング特集

小学生の動きを変える!メカノレセプターを刺激するボディコントロール&リズムトレーニング

公開:2026年1月 8日

サッカーの指導を学ぶことができる動画配信サービス「COACH UNITED ACADEMY」では、指導経験の浅いコーチに向けて、U-8~U-12年代を指導する際の参考になる動画を配信中だ。

今回のテーマは「小学生年代の動きのコントロール能力を高めるトレーニング」。

ジュニア年代では、接地が不安定で一歩目が遅かったり、切り返しや方向転換で体がうまく連動しないことが起きる。踏ん張れない、滑る、といった問題を抱える選手も少なくない。それを「筋力不足」や「体幹が弱い」と捉えてしまうケースも多い。

そこで今回は、GO FORWARD愛知の高田圭介トレーニングコーチに、体の中にある感覚センサー「メカノレセプター」を刺激し、動きの質を高めるトレーニングを実践してもらった。

Jリーグのトップチームから、ジュニア年代までの指導経験が豊富な高田コーチは、どのようなトレーニングで、子どもたちの動きを変えていくのだろうか?(文・鈴木智之)

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テニスボールとサッカーボールを使ったリフティング

最初の動画テーマは「ボディコントロールのトレーニング」。

高田コーチは「小学生年代では筋肉や体幹を固めるのではなく、自分の体を思い通りに動かせる能力を伸ばすことが大切です」と話す。

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メカノレセプターとは、体の中にある感覚センサーのこと。足で踏んだ時の圧、ジャンプした時の衝撃、筋肉や関節がどのくらい伸びているか、どんな角度で動いているかを常に感じ取っている。

このセンサーが反応して良くなると、接地が安定して一歩目が速くなり、切り返しや方向転換の質が上がる。逆にセンサーが鈍いと、踏ん張れない、滑る、体の連動性が出ないといった問題が起こってしまう。

テニスボールを使ったリフティングでは、足の裏、足首、膝、股関節といった体の連動性が引き出される。また片足バランスのボールキックでは、軸足の安定性と上半身の協調性が身につく。

軸足に力を入れすぎず、リラックスして当てる

トレーニングの設定としては、テニスボールとサッカーボールでのインステップリフティングからスタート。

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最初のステップでは「ボールの中心に足を当てる」「足の甲の骨がある、硬いところに当てる」という原則を確認。

高田コーチは「自分の体からボールが遠い時は軸足に力が入って、蹴る足にも力が入っています」「できるだけ自分の足元に近いところでボールを触れるように意識してください」とアドバイス。

片足バランスキックで、軸足の安定性を高める

続いて、2人1組での片足バランスキック。片足で立ったまま軸足を動かさず、相手の胸にボールを返すトレーニングだ。

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高田コーチは「軸足に力を入れないで」「ボールの中心をしっかり捉えれば、相手のところに強いボールが行く」「軸足のつま先は相手に向ける」「力を入れなくても大丈夫。体のセンサーが反応して、ボールに力を伝えてくれる」と説明。

さらに、水の入ったバッグ(約3リットル)を背中に背負った状態での片足バランスキックを実施。水が揺れる負荷の中で、軸足の安定性と体幹のコントロールを養う。

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高田コーチは「揺れたときに、どうやって元の姿勢に戻すか」「揺れても軸足は柔らかく」と指導。バッグを外して重さから解放された後は体が軽くなり、軸足と体幹が安定することで、より正確なキックができるようになり、インパクト後も軸足が崩れず、力まなくてもボールがスッと伸びていくキックが映像から確認できた。

タイプによって響く言葉が違う
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縄跳びで足のセンサーを目覚めさせる

2つ目の動画テーマは「リズム&フットワークのトレーニング」。高田コーチは「縄跳びでは足の裏、足首、膝、股関節にあるセンサーを刺激します。地面の状態や重心の位置を感じ取る大切なセンサーです」と説明。

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トレーニングでは、1分間の縄跳びからスタート。ポイントは速く跳ぶのではなく、軽くリズムよく接地すること。

高田コーチは「リズムよく、柔らかく跳ぶように」「強く足をつかないように、トントントンと跳ぶ」「姿勢を良くすること、目線を下げないこと」と解説。縄跳びは全身運動なので、体のバランスを整えることの大切さを強調した。

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続いて、両足跳び10秒、片足跳び10秒を繰り返す。さらに両足跳びと二重跳びを交互に行うバリエーション。その場で両足跳び、走り跳び、円を描きながらの走り跳びへと発展。多様な動きを繰り返し、全身に様々な刺激を入れていった。

以上で前編は終了。今回の動画は、高田コーチが現場で培った「小学生年代に必要な動きの質を高めるノウハウ」を、余すことなく紹介してくれている。

子ども達に対する的確なアドバイス、コーチングでボディコントロールとリズム感覚を身につける様子が収録されているので、ぜひ動画を繰り返し見て、日々のトレーニングの参考にしていただければと思う。

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【講師】高田 圭介/
静岡県島田市出身。
鍼灸あん摩マッサージ指圧師の専門学校を卒業後、名古屋グランパスエイトでトレーナー研修生としてキャリアをスタート。

その後、サガン鳥栖(2001〜2005)、川崎フロンターレ(2015:U-15/2016:トップチーム)、名古屋グランパス(2017〜2018)でプロサッカーチームのトレーナーとして活動し、トップから育成年代まで幅広く選手のコンディショニング・リハビリ・パフォーマンス向上に携わる。

また、静岡県藤枝市のエムエスマイスターにて(2006〜2014、2019〜2022)、ジュニア・ジュニアユース・2種・1種、さらにプロ選手の自主トレまで、全世代のトレーニング指導・メディカルサポートを経験。指導歴は2025年で25年目を迎える。

2023年に独立し、愛知県春日井市を拠点に全国でパーソナルトレーニング、怪我の治療、チームトレーナー活動を展開。
2024年からは、愛知東邦大学サッカー部およびGO FORWARD愛知(ジュニア・ジュニアユース・スクール)でトレーニングコーチ兼トレーナーを務めている。

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