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イベントレポート

GKを頑張る小学生のお悩みとは?一番多かったお悩みは「○○」

公開:2020年6月19日 更新:2020年7月 3日

キーワード:GKゴールキーパー澤村公康

ちびっこGKに対して、プロコーチと元プロ選手がオンラインでアドバイスを送る―――。
そんなイベントをサカイクが開催しました。発起人はGKコーチとして、日本トップクラスの経験、実績を誇る澤村公康氏。昨年までサンフレッチェ広島のGKコーチを務め、日本代表の大迫敬介選手を大きく成長させた人です。

ロアッソ熊本のコーチ時代には、日本代表のシュミット・ダニエル選手の能力を開花させ、のちの代表入りのきっかけを作った人物でもあります。もうひとりのアドバイザー、野田恭平さんは東京ヴェルディでプロになり、FC琉球やFC岐阜で活躍した元Jリーガーです。(取材・文:鈴木智之)
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■お悩み相談室の一部紹介

澤村さんは画面の向こうで緊張気味の子どもたちに対して「僕自身も、みんなから色々聞いてみたいと思います。楽しく会話しながら、意見交換しましょう!」とあいさつをし、GKについてのディスカッションがスタートしました。

まずは自身の経験から「プロで活躍している選手の共通点」の話が飛び出します。

「シュミット・ダニエル選手はベガルタ仙台でベンチに入れず、出場機会を求めてロアッソ熊本に来ました。そして僕と一緒にトレーニングをし、試合に出続けて、松本山雅に移籍しました。その後、ベガルタ仙台でも活躍して日本代表に入り、いまはベルギーのシント・トロイデンで活躍しています。彼は目的達成意欲が、非常に強い選手でした。試合に出て活躍し、チームを勝たせることを常に考えていました」

五輪代表の守護神として、来年の東京五輪での活躍が期待される大迫敬介選手は、澤村コーチと出会うまでは4番手GKだったそうです。

「大迫選手は、私がサンフレッチェに加入した2019年のシーズン前は4番手GKでした。練習試合にも出場できない時期があったほどです。それでも腐らず、トレーニングに取り組む姿勢が印象的でした。そして、ケガ人が出て出場機会が回ってきたAFCチャンピオンズリーグの初戦で勝利に貢献すると、正GKの座をつかみました。Jリーグでも活躍し、半年で日本代表になりました。彼はどんな状況でも前向きで明るく、『自分はこうなりたい』という目的達成意欲が強い選手でした」

シュミット、大迫両選手に共通するのは「こうなりたい」という強いイメージを持っていること。澤村コーチは、「良いGKになるために必要なことは?」と聞かれると、「一番はメンタル」と答えます。

メンタルには向上心や前向きに取り組む気持ち、リーダーシップなど、様々な事柄があります。「それらを意識しながら日々の練習や生活に取り組むことで、GKとしてもレベルアップしていくよ」と、子どもたちに言葉をかけていきます。

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子どもたちからは、トレーニングについての相談もたくさん寄せられました。この企画が行われたのは、新型コロナウイルスの影響で、屋外でサッカー活動ができない時期。そこで、自主練として家のベッドや布団の上でボールを投げ、キャッチするといった動作を繰り返している子もいました。

元Jリーガーの野田さんは「すごく良い練習だと思う。僕も子どもの頃は、布団の上でローリングダウンやダイビングをやっていました」と、昔を振り返って言います。

「GKを始めたばかりの頃は、固い地面に飛び込む恐怖心があるので、まずは柔らかい布団の上で着地の練習をしていました。学校の砂場やグラウンドの柔らかいところを使って、フォームを身につけるのはすごく大切です。布団の上でのトレーニングは、GKを始めた小学4年生から、高校生までやっていました」

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この企画では、子どもたちから寄せられた質問に対し、澤村コーチと野田さんが解答していきます。
一番多く寄せられた質問が「チームメイトに、どんな指示・声掛けをすればいいかわからない」というもの。

そこで澤村コーチは子どもたちに「普段は、チームメイトにどんな声かけをしている?」と質問をします。すると「プラスの声掛けを意識しています」「味方を褒める声掛けをしています」といった答えが返ってきました。澤村コーチは言います。

「GKの声はとても大切で、声にもいろいろな種類があります。GKの声掛けで、味方選手がやる気をなくすこともあれば、勇気づけられることもあります。GKが声を出すことで、仲間はプレーしやすくなります。『後ろから相手が来ていることを教えてもらったおかげで助かった』と思うこともあります。ほかにも、GKがボールに対応するためにゴールを飛び出すときに『キーパー!』と言うキーパーコールがありますが、このように『キーパーが処理するボールだよ』と主張することも大切です。仲間のために、たくさん声を出しましょう」

野田さんはプロ選手としての13年に渡る経験から、こんな話をしてくれました。

「僕は『自分が言われて嬉しいこと』を、味方に言っていました。良いプレーは見逃さずに褒めたり、改善すべきプレーについても相手を責めるような言い方ではなく、『さっきのプレーは、こうすればもっとよくなるよ』というように工夫していました。チームがよくなるためには、言いづらいことも言う必要があります。それもGKの重要な役割です。そこで言い方を間違えると『何だよアイツ』と言われるので、『どうすれば相手は聞き入れてくれるか?』に意識を向けると良いと思います。言われた選手が『自分のため、チームのために言ってくれているんだ』と感じれば、GKへの信頼感もアップすると思います」

ほかにもたくさんの質問が集まり、澤村コーチ、野田さんは2時間に渡って対話を続けました。野田さんは言います。

「GKは失点して責められることもあると思いますが、PKを止めたり、ゴール前での1対1を止めたりと、輝ける瞬間もたくさんあります。チームメイトの期待や保護者の応援を背負ってプレーするのは、GKにとって幸せなこと。誇りと自信を持って、いろんなチャレンジをしてほしい。応援しています」

澤村コーチはこう話して、ディスカッションを締めくくりました。

「日本代表のGKも、失点したらどうしよう、ミスをしたらどうしようという恐怖心と戦っていました。僕が彼らに話したのは『ミスや失点をしたらマイナス(―)になるけど、それを改善すれば縦線を入れることになり、プラス(+)になる』ということ。コーチや仲間とコミュニケーションをとりながら、マイナスをプラスにできる取り組みをしてほしい。前向きな心を持って、GKを楽しんでくれたらと思います」

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