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お父さんコーチや少年団にオススメのトレーニング特集
「ボールが来ると焦っちゃう」を解決しよう! 状況判断とプレーの選択肢を増やすトレーニング
公開:2026年7月16日
サッカーの指導を学ぶことができる動画配信サービスCOACH UNITED ACADEMYでは、指導経験の浅いコーチに向けて、U-8〜U-12年代を指導する際の参考になる動画を配信中だ。
前編に引き続き、茨城県でラポームサッカースクールを運営し、関東リーグ2部・ジョイフルホンダつくばFCのコーチも務める瀬尾大樹氏による、状況判断とプレーの選択肢を増やすトレーニングの後編をお届けする。
後編の動画では「余裕を作るグループの関わり方」「周囲の状況把握をゲームで磨く」をテーマに、2対1や3対2といった対人形式で、周囲を見ることと状況判断を結びつける方法をトレーニングしていく。(文・鈴木智之)
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ドリブルとパスの判断を磨く
後編のトレーニング。最初のテーマは「余裕を作るグループの関わり方」。
後ろに相手がいる状態や背負っている状態での2対1+GK、および3対2+GKのトレーニングを行う。
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設定としては、攻撃側が味方へパスをしてから守備者が奪いに行くルールにすることで、攻撃側が少し余裕を持った状態からスタートする。
攻撃側は数的優位の状況でゴールを目指し、守備はボールを奪ったらグリッドの外へ出るか、ミニゴールへシュートを打つ。
このトレーニングでは、前編で行った相手を見ることやドリブルとパスの判断、相手を引きつけることを実践的な状況の中で活かしていくことが狙いだ。
瀬尾コーチは攻撃側のボールを受ける選手に対し、「余裕があるんだったら、ボールに対して角度をつけよう。斜めに下りながら、相手とボールが見えるように」とアドバイスを送る。
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そうすることで相手とボールの両方が見えるようになり、「下りながら相手を見たら、前を向けるかどうか判断できる」と伝えていった。
続いて「攻撃側が動き出したら、守備はスタートしていい」というルールにすることで、攻撃側にプレッシャーがよりかかる状況を作り出していく。
ここではパスを出す選手に対しても、相手に奪われにくい場所へパスを出してあげることの重要性をデモンストレーション。
さらに「ボール保持者へのプレスのかかり具合を見て、相手の背中に隠れないように高さを調整すること」をアドバイス。このあたりのコーチングの仕方は、COACH UNITED ACADEMY動画で確認してほしい。
ボールを持っていない選手こそ周囲を見る
続くトレーニングは3対2+GK。人数を増やすことで、周囲を見る要素が増える。人が多いため「どちらの方向から攻撃を進めると効果的なのか」を考えながらプレーすることがポイントだ。
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瀬尾コーチは「相手だけでなく、スペースがどこにあるか、味方がどこにいるか。ボールを持っていない選手が見ておかないといけない」とアドバイス。
そのコーチングによって「よく見えていた!」「ナイスプレー!」と褒める場面が続出していた。
最後は、これまでのトレーニングの集大成となるゲーム実施。
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周囲見て状況を把握すること、ポジショニング、味方との関係性をゲームの中で発揮できるかを確認していく。
瀬尾コーチは「ボールが来て慌てるのではなく、事前に情報を集めながらプレーすることで、より余裕を持ってプレーできるようになることを目指します」と話し、4対4+GKのゲーム形式に移っていった。
見ることと考えることはセット
瀬尾コーチはゲーム中にプレーを止め、選手たちに現在の状況がどうなっているかを問いかける。
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「ボールを持っていない人は、ボールじゃないところを見てごらん」「ボールを持っている人は、前に行けるか行けないか、見てごらん」
相手が密集している場合は、広いスペースを見つけてそこから攻めるなど、状況に応じた判断をすることに意識を向けさせていく。
また「見ることとボールをもらったときに、次に何をしようかなって考えるのはセット。合わせてやろう」「相手が前から来ていたら裏が空く。そこを狙おう」といった声かけを通じて、見ること、判断することのヒントを与えていた。
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こうした見る習慣と判断の連続が、選手たちの焦りを減らし、余裕を持ったプレーへとつながっていく。
ジュニア年代で身につけたい「見ること」と「状況判断」を養うトレーニングは、ベースづくりの時期にこそ有効だ。ぜひ瀬尾コーチの声かけを参考に、日々の練習に取り入れていただければと思う。
【講師】瀬尾 大樹/
3歳からサッカーを始め高校卒業後、社会人チームなどを経て茨城県で指導者をスタートし、指導歴は15年以上。これまでスクール、ジュニアユース、県トレセンなどの指導に携わり2023年にラポームサッカースクールを設立。
現在はラポームサッカースクール代表の他、関東リーグ2部のジョイフル本田つくばFCのコーチとしても活動しています。
また、コーチの現場の声から生まれたリバーシブルのフラットマーカーを開発し、販売も行っています。
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