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試合相手も、自分も守るために。爪の長さを要チェック!

公開:2011年11月22日 更新:2012年5月16日

キーワード:ルール審判

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試合開始前、選手たちが並んで審判にあちこちチェックされている様子を見たことはありますか?あの時、子どもたちは何をチェックされているのでしょうか? それは・・・「自分や相手を傷つける危険のあるものを身に着けていないか」を見ているのです。
 

■子どもの爪は思わぬ凶器にも

東京都少年サッカーハンドブックによると、上記内容が書かれています。傷つける危険のあるものとは、普通のメガネ(※専用のスポーツゴーグルなどはのぞきます)、ミサンガ、ネックレス、指輪など。
また、爪の長さ、裂けた靴にも注意が必要、となっています。
 
子どもの爪は大人に比べてとても薄く、かみそりのような威力を持っているとか。また、ボールが指先に当たると爪が剥がれてしまう危険性も。実際に、ゴールキーパーがボールをキャッチしようとした時に、当たりどころが悪くグローブの中で爪を剥がしてしまうということもあります。
 
競技規則に「爪を短くしなければいけない」とはありませんが、少年サッカーでは習慣化されているようです。手の平側から見て、爪が見えない程度切ってあればOK。試合前に審判が確認し、長かったら切らせます(なので、息子のチームは爪切りが必携アイテム)。
 

■プレーに関係の無い装飾品はNG

また、少年サッカーだけでなく中学生や高校生、大学生の試合でも手をチェックし、指輪などの装飾品の有無や爪の長さも確認し、小学生同様に長ければ切ってから試合に臨むように指導しているそうです。
余談ですが、社会人サッカーでは、もちろん結婚指輪の着用も認められません。試合で外したのを忘れて奥さんから怒られるお父さんプレイヤーも多いみたいですが(笑)
 
そのほか試合に臨む前には審判が、登録選手名と背番号が合っているか、ユニフォームがショーツに入っているか、すね当てはストッキングに完全に覆われているか、ストッキングがひざ下まで上がっているかなど、さまざまなことを確認しています。
 
Jリーグがはじまったころは、さまざまな装飾品を身につけたまま試合をしているプレイヤーが多数いましたが、今では競技規則で厳しくチェックされるようになり皆無になりました。指輪、ネックレス、ピアスなどの金属製の装飾品が危ないのは想像できるかもしれませんが、腕に巻くミサンガも相手の小指などが引っかかると骨折する恐れがありとても危険なのです。
 
わが息子が所属するチームでは、試合前に「爪切り貸して~」と集まってくる子が多いこと。試合の日はもちろん、練習時でも自分や相手のことも思って爪を切ってからグラウンドに集合できるようになって欲しいものです。
 
 
前田陽子//
まえだ・ようこ
中2・小6の息子がサッカー部所属の東京在住ママエディター&ライター。静岡出身で、小学校時代の恩師の影響でサッカー好きに。 旅行などのレジャー記事をメインに、サッカー選手をはじめアスリート、著名人へのインタビューなどを企画・編集・執筆中。
休日は少年団の世話人を務めるなど仕事、子育てに奔走中。
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文/kilohana 前田陽子 写真/サカイク編集部(ダノンネーションズカップ2011より)

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